遊びを通して『空間認知』に親しもう!
こんにちは。オレンジスクールピコ溝の口教室です。
今回は、空間認知の能力についてご紹介したいと思います。
空間認知能力とは、物の形や構造を認識し、頭の中でイメージする力の事です。具体的には、ブロックを重ねたとき、見えていない部分を想像する、図形を回転させたとき、その図形がどう変化するのかを素早く理解する、といった『推測して考える力』に繋がっていきます。
年齢の低いお子様にとって、楽しく空間認知に親しむことができる1番の手段は、『遊び』を通して実際に触れてみることです。
どんな活動が効果的なのか、当教室の活動の例を参考にご紹介していきたいと思います。
ピタゴラス
こちらは、ピタゴラスというおもちゃです。磁石で組み立てることができるボードや、穴の開いたパーツがついており、上手につなげるとボールを転がして遊ぶことができます。
組み合わせ方によって、様々な形のコースを作ることができ、ボールをうまく転がせた時には達成感も感じられます。
お手本を見ながら、どうすれば平面同士のパーツを立体的に組み立てることができるのか、穴が開いているパーツの場合には、どの向きでくっつければ止まらずにすすむのか、といった事を考えながら取り組むことで、思考力が鍛えられますね。
つなげてコロコロ
先ほどのおもちゃが平面的であったのに対し、こちらはより複雑な形になっています。
くねくねとしていたり、ぐるっと360度回転したりと、さまざまな形をしたパーツと、それらを支えて高さを出すためのパーツを組み合わせ、ボールが走れるコースを作ります。
上手にボールが転がるコースを作るためには、スタート地点からゴール地点へ高さをつける必要があります。興味のある形をしたパーツだけを使っていてはうまくいかないので、全体のバランスを見ながら考えていかなければなりません。
実際に遊ぶ際には、職員と相談をしながら取り組むことで、コースが完成したときの「できた!」という達成感を感じられるようにします。興味をもって繰り返し取り組むことによって、より理解を深めていくことにもつながります。
机上学習
学習の時間には、教具やプリントを用いて考える活動を行っています。
机上学習では、お子様が取り組みやすいよう、興味がある画像を使う、発達段階に合わせた細かい難易度設定にする、などの工夫を行っています。
実際に触り、動かすことができるような教具を使うことも有効です。成功体験を積み重ねながら、机上で考える力をつけることも目指していきます。
その他に、パズルや積み木も、空間認知能力を鍛えるのに役立つツールです。
お子様ひとりひとりの興味や得意を活かしながら、それに合わせた遊びや手段をえらび、力を伸ばしていくことができればと思います。
体験・見学は随時受け付けております。
お子さまの成長でお困りのこと、子育てについて悩んでいること等がございましたらお気軽にご相談ください。
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