読解力を育もう
年長さんは就学をより意識する時期になりました。
オレンジスクールピコでは、就学に向けた数や言葉の学習も行っています。
今回は、読解力を育む活動についてご紹介していきます。
読解力を育むために
就学後、求められる力の一つに読解力があります。
実は国語以外でも問題文を読む際や、文章での指示、掲示物等、様々な場面で読み解く力が必要となっていきます。
就学前から少しずつ読解力を育んでいきましょう。
〇文字と意味の結び付け
ひらがなが読めるようになってきたら、文字と意味を結びつける学習をしていきます。
(↑言葉と絵の神経衰弱)
他にも言葉と動作の一致、言葉と感情や表情の一致等も行っていくことで、語彙が増えていき、読解力の向上につながります。
(↑表情と気持ちの結び付け)
〇簡単な文章読解
単語の読みから文章の読みへと、長くしていきます。
(↑簡単な文章読解プリント)
始めは選択肢を提示したり、注意する箇所を分かりやすくしたりして、答えを導きやすい工夫をしています。
(↑クロスワードパズル。ヒントを読んで答えを考えます。)
いきなり長い文章を読むことは抵抗もあるかと思います。スモールステップで行うことがポイントです!
〇物語を読んで問題に答える
文章がすらすら読めるようになってきたら、物語を読んで問題に答える、文章読解の学習にも取り組んでもらっています。
(↑文章読解の学習プリント)
見直しの際には根拠になる部分に印や線を引いて、ケアレスミスを減らす方法も練習しています。
〇見る力
文章を読むためには、目で文字を追う力も必要です。
国語であれば縦に、算数や他の科目では横に文字が連なっています。目で追う練習をすることも、読む力に関係するので、ビジョントレーニングも取り入れています。
ビジョントレーニングについては、こちらをご覧ください!
ご家庭でもできること
〇写真やものにひらがな表示をつける
家の中にある家具や、もの、絵カードを使われているご家庭ではそういった補助教材にも、
ひらがなで名前を表示してあげると、文字ともの(意味)の結び付けに有効です。
〇絵本の読み聞かせ
絵本の読み聞かせは語彙の獲得や心情を読み解く力の向上にも効果的です。
また、お子さまもひらがなが読めるようになってきたら、交互に読んだりすることで読むスピードも上がっていくので、ぜひ色々な方法で一緒に絵本を読んでみてください!
おわりに
現在通所中の方も、今後療育を受けたいとお考えの方も、お子様の伸ばしたい力、苦手なことなどいつでもお気軽にご相談ください!
オレンジスクールピコではお子さまの発達段階や、認知特性に合わせた支援をご提案させていただきます。
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児童発達支援 オレンジスクールピコ 溝ノ口教室
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田園都市線「高津」駅 徒歩9分
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高津区(久本・坂戸・末長・北見方・諏訪・溝口・下作延)・宮前区・中原区・多摩区 「知能×社会生活能力」の発達支援により、入学・就学前の準備にむけて、子どもが苦手としている能力の成長を促す発達支援を提供いたします。