
学習支援の心構え
支援の基本ー学習支援
こんにちは。オレンジスクールピコ溝ノ口教室です。
お子様の学習について、“なんでわからないの?”、“どうしたらやってくれるの?”など、困りごとはないですか。
今回は、オレンジスクールピコにおける学習支援を行う上での「心構え」をお伝えさせていただければと思います。
―学習支援の心構え
学習支援を行う上で、大切になってくるのは、以下の4つです。
- 待ちましょう
- 静かにしてあげる
- 教え方は一つにする
- 雑談には付き合ってあげる
「いつまで待てばいいの」「待つメリットは?」
「どうしても口挟んじゃう」「もっとわかりやすい教え方があるのに」
「おしゃべりしないで集中してほしい」
と思う方が多いのではないでしょうか。

お子様のワーキングメモリや情報処理速度は皆一緒ではなく、それぞれのキャパシティも変わってきます。
どんなことがお子様にとって、学習しやすいのか、良い影響に繋がるのか一緒に考えてみましょう!
―待ちましょう

発達障害を抱えるお子様の中には、情報処理速度が遅いお子様がいます。
それを考慮し、情報を整理する時間を設けるということが大切だと言います。
その過程で“焦らせない”、“時間を共有する”ということが、お子様が大人に対して抱く、“安心感”や“信頼”に繋がっていき、スムーズな支援に繋がるでしょう。
大事なのは、“行動に移せた”というところを評価してあげることです。
―静かにしてあげる

前述にある通り、“情報処理速度”が遅いお子様は、物事を理解したり、頭の中を整理するのに時間がかかるということになります。
頭の中で考えを巡らせている際中に話しをかけたり、急かしたりすると、情報を整理している頭の中に新しい情報を入れるということになります。
話しかけるとしても、話題は1つまでにしましょう。
―教え方は一つにする

複数のやり方をお伝えすると、情報を整理しきれず、混乱が生じてしまいます。
教える側からすると、「もっとわかりやすい考え方(解き方・やり方)があるのに」と感じることもあると思いますが、一つずつのやり方を理解させ定着してから、他の方法を理解するなど段階を踏んでからの支援が良いでしょう。
―雑談には付き合ってあげる

学習をしている途中で、いきなり別の話題を出したり、違うことをやり始めてしまったりなど、ついつい口を出したい場面があると思います。
なぜ雑談をしてしまうのか?
集中力や注意の散漫だけが原因ではないのです。
雑談の時間は、“脳のクールダウン”を図っていると言われています。
”分からない“や”初めて“の新しい情報で頭の中が混乱すると、オーバーヒートを起こしてしまうため、“休憩”が必要になってくるのです。
―まとめ
すべてに言えることは、発達障害を持つお子様の情報処理速度に差があったり、キャパシティ自体に制限があるということです。
それを踏まえたうえで、お子様の“これから”を生きやすく・活動しやすくするために、どのように寄り添い、どのように伝え、どのような時間を取ってあげられるのか。
お子様との時間の共有を多くとることで見えてくるものが多いのではないでしょうか。
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