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運動発達について
お子様の発達で、
歩き始めるのが周りよりも遅いかもしれない、、
バランスを取ることが難しいと感じたことがあるという方はいらっしゃるのではないでしょうか。
身体のバランスを取りながら動く運動を「粗大運動」と言います。
この粗大運動を伸ばすことで、体の使い方を身に着けることができ、
日常生活で必要な動きが取れるようになります。
粗大運動とは
粗大運動とは、「座る」「立つ」「歩く」「走る」などの身体を大きく使う、生活動作のことをいいます。
身体を動かすことに慣れていき、ボディーイメージを作ることが大切となります。
また粗大運動には、「目と手」「手と足」など複数の箇所を同時に使う動きもあります。
スポーツをする時にはとても大事な運動だと思います。
同時に動かすことに慣れることで、ボールを目で追い腕を動かすなどの動きができるようになります。
発達を促す遊びとしては
・滑り台、ブランコ
・トランポリン
・マット遊び
・ボール遊び
があります。
感覚をたくさん刺激することで、適切に処理する力が身に付きスムーズな動きに繋がって行きます。
この粗大運動が発達すると、微細運動につながっていきます。
微細運動について
微細運動とは、「鉛筆を正し持ち方で持つ」「文字を書く」「紐を通す」などの
手や指を使った、細かい動きの運動のことをいいます。
目で見た物に対して指先を使う運動で、
複数の身体の部位を連携させるため粗大運動よりも難しいとされています。
当教室では、空間認知能力・書字力向上を目的として、
微細運動を使った、様々な教具も用意しております。
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発達の順序
運動発達には順序があるため、ご紹介したいと思います。
・頭部から体幹下部
例えば、物を目で捉えて、上半身を動かし、足が動くという順序のことです。
また、姿勢のコントロールも、肩→腰→足 の順番で進んでいきます。
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・中枢から抹消
身体の中心部が末梢部よりさきに成熟し、機能を発揮することです。
例えば、肩から腕の動かし方を見に付けることで、指先の動かし方にも繋がっていきます。
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・両側から片側
両手を使って、物を食べたり、紙をちぎったりすることで、
利き手・利き足の確立へと発達していく事を意味しています。
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・粗大運動から微細運動
赤ちゃんの手・足を動かすような体の大きな部分に見られる粗大運動から、
しだいに細かい、目的に合った正確な運動に発達していくことです。
身体を支えるには、バランスが必要です。そのバランスのもとを作る運動が粗大運動となります。
身体を支えることができる機能が、しっかりと出来ていることで、
指先を使う微細運動にもつながっていきます。
例えば、はさみを使ったり、ボタンの留め外し、などの指の動きもできるようになっていきます。
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大きい運動を身に着けることで、細かい動きが出来るようになることができるようになります。
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「歩く」ということについて
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「歩く」という動作は、粗大運動です。
様々な部位を使うため、発達を促すにはとても良いとされています。
歩くためには、5つの力が必要です。
・頭のコントロール
・腕、手のコントロール
・体全体を支える体幹(バランス感覚)
・足腰の筋力
・体の回旋
そして、歩くことにより、得られることがたくさんあります。
・運動能力の向上
歩行は、全身を使っているため、運動能力が向上します。
また、身体を温める効果や、食欲促進や睡眠の促しも期待できます。
・脳の成長を促す
歩いていると、色々な物に触れることができますよね。
何気ない景色でも、お子様にとっては探検と同じ感覚だと思います。
屋外に出ることで、五感全てが刺激され、想像力や記憶力にも繋がるとされています。
他にも、歩いている中で親子の会話が生まれ、コミュニケーション能力が育つこともあります。
まとめ
今回は、運動面での発達をご紹介してきました。
途中で使用した、年齢別の発達表もお子様一人ひとりによって時期が違います。
ですが、毎日少しずつ体の動かし方を身に着けていくことで、
徐々にできるようになることが増えていきます。
お子様が何か少しでも「できた!」という体験が出来れば、成長していけるチャンスです。
そして一緒に喜んでくれる大人がそばにいることが、
お子様にとってはとても嬉しいことだと思います。
オレンジスクールピコ溝ノ口教室でも、「歩く」「跳ぶ」などの動作の模倣や、
遊びの時間にトランポリンを使って体の動かし方を身に着けられるようにしています。
当教室では、お子様が楽しみながら、成長できる機会をこれからも作っていきたいと思います。
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児童発達支援 オレンジスクールピコ 溝ノ口教室
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高津区(久本・坂戸・末長・北見方・諏訪・溝口・下作延)・宮前区・中原区・多摩区 「知能×社会生活能力」の発達
支援により、入学・就学前の準備にむけて、子どもが苦手としている能力の成長を促す発達支援を提供いたします。