色の認識を深めるための取り組み
今回は「色」をテーマにお話をしたいと思います。
お子さまの日常生活の中には、たくさんの色に触れる機会があると思います。園生活の中であれば学年分けのための色があったり、お子さまの傘の色合いであったりが挙げられますね。
身近なものだからこそ、色へ親しみを持って生活をしているお子さまも多いのではないかと思います。
お子さまにとって身近な「色」により親しみを持てるよう、オレンジスクールピコの中では「色のお勉強」を兼ねて様々な取り組みをしています。
色の認識を深めるための取り組み
それでは、色の認識を深めるためにオレンジスクールピコ東戸塚教室で取り組んでいる事例をご紹介します。
〇絵の具遊び
赤・青・黄色・白の4色をパレットに用意します。好きな色を指に付け、傘の型にポンポンと付けていきます。
原色のままで使っても大丈夫ですし、色を混ぜて新しい色を使っても大丈夫。
作成中は、お子さま同士で、
「赤と青を混ぜたらどんな色になるんだろう?」
とやりとりをしたり、
「赤と白を混ぜたらピンクができたよ!」
「濃いピンクと薄いピンクができた!」
と出来た色を見せあいっこする姿が見られました。色の認識も深めながら楽しく取り組むことができています^^
〇キャップ回し
色のついたキャップを、くるくると回してセットしていきます。
見本と同じようにセットできるように促していきます。
簡単そうに見えますが、見本と同じようにセットするまでにいくつかの過程を踏むため、苦戦してしまうこともあります。
写真を見る
↓
特定の位置にある色を覚える
↓
(視点を移動させる)
↓
実物と同じ位置にキャップをセットする
↓
(指でつまむ、回す)
これらの過程を踏んで、ようやく「同じ位置にキャップをセットする」ことができます。
こちらのキャップ回しは、色の勉強の他に
・手先を使う練習
・ワーキングメモリを鍛える(キャップの色と位置を覚える)練習
にもなります。
〇各月の工作
オレンジスクールピコ東戸塚教室では、毎月工作週間を設けるようにしています。
工作の際には、好きな色を選んでもらえるように促しています。好きな色を選ぶことは、お子さまに「選択する機会」を与えることに繋がります。
これからの長い人生の中で、「選択」を迫られることが多々あると思います。そんな中で、「選択した経験」というのはこれからの人生に生きてくるのではないでしょうか。
お子さまの中には、自分で選択することが苦手なお子さまがいらっしゃいます。たくさんの色があって、どれも素敵で選べない…。そんなお子さまには、「赤と青どっちがいい?」など選びやすいように選択肢を用意してあげます。
まとめ
色はお子さまの日常生活の中で、とても身近なものです。色はお子さまの個性を引き立て、生活に彩りを与えます。
オレンジスクールピコの中でもたくさんの色に親しんで、色の認識を深めてほしいと思っています。
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