消しゴムへの抵抗感をなくそう!
こんにちは。オレンジスクールピコ東戸塚教室です。
勉強をする上で消しゴムは必要不可欠ですが、「消したがらないから使っていない…。」とお悩みの声が寄せられています。
今回は『消しゴム』をテーマにお話したいと思います。
なぜ嫌がるのか
〇消すことへマイナスのイメージを持っている
問題を間違えてしまったことを恥ずかしい、失敗してしまったと感じるお子さまは少なくありません。そんなときは取り組んだ家庭に目を向けることが大事です。「ここ凄く上手に書けたね。もう少し長くするともっと良くなると思うからもう一回書いてみよう。」とまずはお子さまのモチベーションを維持できるよう褒めることを忘れずに声掛けをしてあげましょう。
〇消しゴムを使うための力が身についていない
お子さまの手先は未発達です。もし消しゴムを握る力や紙をおさえる力が弱いと感じた場合は、積み木など指先を使った遊びを取り入れてみても良いかもしれません。
〇使い方が分からない
力の入れ具合や紙をおさえる位置が分からない等使い方を理解していないと失敗体験が重なっていきます。そうすると「疲れちゃったな。鉛筆で文字を消した方が速いのではないか?」と考えてしまうことも…。
最初は手を添えたり見本を見せるなどしても良いかもしれませんね。
「手伝ってもらうのは嫌だ…。」という場合は、ノートをおさえておくなど控えめなサポートをして少しでも取り組みやすい環境を整えてあげましょう。
消しゴムの練習をするための教材
答えを直すことだけに使うのではなく、ゲーム感覚で楽しみながら使えると良いと思います。そうすることで消しゴムを使うスキルを身につけるとともに文字を消すことへの抵抗感も軽減されるでしょう。
オレンジスクールピコ東戸塚教室でもそのような教材を準備しております。
〇手紙
「た」の文字を消していくことでタヌキさんからの手紙が完成するというものです。最後には「すごいね。」「がんばったね。」とほめてもらえてとても嬉しそうな表情をしています。
何が完成するのか楽しみな気持ちが大きいため、普段嫌がるお子さまも積極的に取り組んでくれます。
〇隠れている単語はなに?
聞いたこともない単語のどこか一部を消すことで知っている単語になるというプリントです。「なにこれ?聞いたことない!」と興味を示してくれます。消す前から「もしかして〇〇?」と考える力も同時に身につけることが出来ます。
まとめ
幼少期はクレヨンを使うことが多いですが、小学校に上がると鉛筆を使うようになるため消しゴムを使う機会も増えていきます。皆様には今のうちから少しずつ慣れていって欲しいと思います。