【指示理解】お話を聞いて取り組んでみよう☆
こんにちは!オレンジスクールピコ東戸塚教室です。
ピコではひらがなの読み書き、知恵、数、などの学習に取り組んでいます。又、生活の様々な場面で必要になる『指示を聞いて行動する』ことを練習するため『指示理解』のプリントに取り組んだり、一斉活動や遊びの中で取り入れたりするようにしています。
指示理解でつまずいてしまう理由は??
- 周りの刺激が気になり、聞くべき音に集中できない。
- 今話している内容が自分に関係していると気付かない。
- 語彙が少なく、話している内容の理解が難しい。
- 聞いた内容を覚えていることが難しい。
などの理由が挙げられます。
又、指示を聞いて行動するには、目や耳から入る情報を短期的に記憶にとどめ、同時に情報を処理する『ワーキングメモリー』の力が必要になります。
指示を聞きやすく&理解しやすくするためにできる工夫
- 静かな環境を作る、視界に入る物の量を減らす、気になるものが視界に入らない座席にするなど刺激を減らす。
- 子どもに近づく、視線を合わせて話す、名前を呼ぶ、「これから話します」と前置きするなどして注意を向ける。
- 絵や写真を提示する、ホワイトボードに指示内容を順番に書くなどして視覚化する。
- 話した内容を再度確認する。
- 必要なことは短く・はっきり・ゆっくり話す。
- 複数の指示がある場合は1つの行動ができてから次の指示を出すようにする。
工作の際も、工程のイラストを描いて貼っておきます。
ピコで取り組んでいること
指示理解プリント
例えば上記の写真の右下のプリントでは『ウサギさんとネコさんのお皿にリンゴを1つずつあげましょう』『ブタさんにブドウを2つあげましょう』など、問題をよく聞いて果物シールを貼る取り組みをしています。
左側のプリントでは『ネコは黒、ウサギは赤で〇をつけよう』『ホワイトボードに書いた文字と同じ文字に〇をつけよう』などの問題をだしています。〇を書く以外にも、シールの色を指定して貼ってもらうことなどもしています。
ワーキングメモリートレーニング
一番簡単なのは「数唱」と「逆唱」です。 「1、3、9、5」と唱えて子どもに繰り返してもらう、 あるいは、逆から唱えてもらうというものです。これを音声だけで行うと「聴覚的ワーキングメモリ」 書いて示して、紙に書いてもらう、というやり方でやると、「視覚的ワーキングメモリ」 のトレーニングになります。
遊び
おままごとなども、立派な指示理解の練習になります。
例えば『お肉とトウモロコシをください』や『パンを2つとイチゴを1つください』など、お子さまのできる範囲に合わせて注文しています。一回で聞き取れなくても何回か注文すると覚えてくれたりもします。様子を見て少しずつ指示を増やしていきます。
今後も、楽しみながら指示理解の問題に触れ、聞く事に慣れていけるよう練習していきたいと思います。聞けたことはしっかり褒め「できた」を増やして自信に繋がるようにしていきたいと思います。
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