指示理解力を伸ばそう!
「指示が通らなくて、、」「一斉活動についていけないみたいで、、」などと、お子さまの指示理解力について、普段から多くのお悩みの声をいただいております。
今回は、お子さまの指示理解力を伸ばすために教室で行っていることについてご紹介いたします。
動詞の理解を深めよう!
指示に耳を傾けられていても、意味を理解することに困難を覚えている場合は、理解できる語彙が少ないことが原因としてあげられます。
特に、知っている名称が増えても動詞の意味が理解できていないケースが多いです。
動詞の意味が深まると、理解できる指示が増えていきます☆
例えば、下記の指示がバラバラに出されたとします。
「ボールを持つ」
「ボールを投げる」
「ボールを蹴る」
動詞である「持つ」「投げる」「蹴る」のそれぞれの意味を理解することができていれば、3つの指示の違いを理解することができますよね。
教室では、実体験と動詞を結びつけられるような声かけを意識しております。
たとえば粘土の活動では、粘土を伸ばしながら「伸ばす」、ちぎりながら「ちぎる」、丸めながら「丸める」、ケースにしまいながら「しまう」などなど。
また、写真のように動詞のプリントに取り組む機会も作っています。
イラストと言葉の意味を結び付ける練習をします。
指示を聞いて褒められる経験を積もう!
一斉指示になかなか耳を傾けることが難しいお子さまには、写真のようなプリントをご用意し、一対一での学習時間に取り組んでいただくことが多いです。
まずは一対一で指示を聞く練習をし、「お話を聞いてできた!」と実感してもらうことが大切です☆
お子さまご自身が「できた!」と実感するために、「お話をしっかり聞いてできたね!」「かっこいいお耳で聞くことができたね!」などと、前向きで明るい言葉掛けをするよう心がけております♪
指示を記憶する練習をしよう!
こちらも一対一での学習時間に取り組むことが多いプリントです。
例えば、
「うさぎとイチゴと車にシールを貼ってね」
と指示を出します。
該当するイラストを全て選ぶことができれば花丸です!
とはいえ、3つの指示をいきなり覚えることはなかなか難しいため、初めは1つから行い、徐々に2つ、3つと増やしていきます。
繰り返し行うことで、覚えられる単語の数が増えていくお子さまが多いです☆
まとめ
今回は、お子さまの指示理解力を伸ばすために行っている取り組みについて、ご紹介いたしました。
動詞への理解を深めることや一対一での指示を聞く練習は、ご家庭でも少しずつ取り入れられるかもしれません☆
今後もお子さまの自信を伸ばしていくことを大切にしながら、お子さま一人一人に合った支援を心掛けていきます。
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