オレンジスクール

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2020-01-08

困った行動の背景 ~感覚の傾向~ その④

今まで感覚の傾向4つのタイプのうち【低登録】【感覚探求】【感覚過敏】の3つについてお話してきました。今回は4つめ【感覚回避】についてお話したいと思います。

 

感覚回避とは・・・

 

刺激に対して過剰に反応してしまうため、能動的に刺激から遠ざかる対処行動をとることです。

 

感覚回避の例をあげると・・・

 

・音楽室やお店など、不快音を避けるために入ることを嫌がる。

・歯磨きや耳掃除、洗髪などを嫌がる。

・特定の衣服しか着ない。

・特定の食品しか食べない。

・他人との接触を嫌う等々・・・

行動や食事が制限されてしまうなど、日常生活に影響が出てしまいます。

又、不安や恐怖を感じやすいので、環境に慣れるまで時間がかかります。

 

感覚回避の対応方法

 

ポイントは【見通しを持つこと】【刺激を整理する事】

 

「嫌」「怖い」「気持ち悪い」などの思いや、それに伴って起こっている状況を理解することがまずは大切です。

・決まった手順で取り組むなどして、見通しを持てるようにする。

・予測と準備を大切にする。

※予め刺激がくること、いつ終わるかなどの見通し、その刺激の必要性などが分かっていると、受け止めやすくなる。

 

・雑音や刺激の少ない環境を作る、選ぶ。

・イヤーマフやサングラス、マスクなどを上手く活用し、刺激の量を調整する。

※好きなことをしているときや、安心できる相手といる時は、苦手な刺激があっても大丈夫なこともある。

 

大事なことは・・

 

症状に合った工夫の仕方、回避の仕方を探すこと

 

例えば、絵の具の感触が苦手だけど、手拭きタオルがすぐ使える状態であれば絵の具に触ることができるなど、どのような準備や工夫があれば能動的に行動できるようになるかを探していくことが大切です。

 

足が不自由な人に、「努力して歩けるようになりなさい」とは言いません。症状に合わせて杖や車いすなどを使う、又、階段ではなくエレベーターやスロープのある環境でなら、問題なく移動することができます。

感覚についても同様で、工夫や回避方法を探す事、環境を整えることがとても大切です。

対処方法はすぐには見つからないかもしれませんが、理解と共感があるだけでも救われる部分がたくさんあります。

問題のように思える行動の背景に感覚の問題があるかもしれないということをお話して参りました。

低登録、感覚探求、感覚過敏、感覚回避の傾向は、どれか一つの症状があることよりも、複数の症状を持ち合わせていることが珍しくありません。

感覚の傾向を理解し共感し、症状にあった対応や環境を整えていくことで、日々の生活が安心できるものとなると嬉しいですね。

 

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