出来事を伝えてみよう!
こんにちは!オレンジスクール溝ノ口教室です。
本日は当教室で行っている「出来事を伝える」練習についてお話ししたいと思います。
「今日、どうだった?」と質問すると「楽しかった~」「普通」など端的に答えてしまったり、
時系列がバラバラで内容が分からなかったりと出来事を具体的に伝えることが難しい子がいます。
実は、
①今日の出来事を思い出す
②話すことを頭の中でまとめる
③話して伝える
と工程数が多く、難しい作業なのです。
そのようなときに当教室では、スモールステップで練習をしています。
自分のことを伝えてみよう
スモールステップとして、まず自分のことについての質問に答えてみようと思います。
「今日は元気ですか?疲れていますか?」という質問で、自分の体調について考えます。
元気・疲れているという選択肢もあるので、振り返りがしやすくなります。
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次に、「好きな〇〇は何ですか?」という質問です。
〇〇の部分には、食べ物・色・動物など様々な言葉が入ります。
そこで自分のことを考えること、いろいろな質問の経験を積むことができます。
今日の出来事を思い出してみよう
次のステップでは、今日の出来事に目を向けます。
「今日、食べたものはなに?」という質問で、食べたものを思い出す必要があります。
何だったかな…と考えることが大切です。
職員とお話ししながら、朝から順番に思い出していくこともあります。
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「どんな出来事があった?」という質問は、オープンクエスチョンになっていますので、
楽しかったこと、うれしかったこと、いやだったこと、悲しかったことなど、思い出して書いたら花丸です!
「〇〇して楽しかった」「〇〇があって悲しかった」のように具体的に書く・伝える練習をします。
自分の気持ちも考えてみよう
さらにレベルアップすると、出来事にプラスして自分の感情に目を向けて表現する練習となります。
ハッピーログとはプラスの感情の出来事をまとめること、アンガーログとはマイナスの感情の出来事をまとめることです。
どんな小さな出来事でもいいので、自分の気持ちを考えることが大切です。
どこで・どんな出来事があったのか・どんな気持ちだったのかを順番にまとめます。
このように出来事を振り返りながら、そのときの気持ちを整理していきます。
スモールステップで練習しよう
このようにスモールステップで出来事を整理して、伝える練習をしていきます。
書いて出来事を整理することもありますが、「何をしたの?」「誰としたの?」などお話ししながら今日の出来事をまとめていくこともあります。
また創作活動のときには、振り返りや感想があり、活動がどうだったのかを考えて伝えます。
このように様々な場面を通して、出来事を話したり気持ちを伝えたりする練習をしています。
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