九九の学習
気温が一気に下がり肌寒い日が続いております。
新年度が始まってから早くも半年がたち、あっという間に10月ですね。街中にはハロウィンの装飾が至る所に見られ、仮装の準備にワクワクしているお子様の姿も伺えます。
さて、学校生活に少しずつ慣れてきた2年生ですが、ここで算数の足し算・ひき算に加えて「かけ算」の学習が始まります。
1から9の段まで暗記する量が多く、また聞き馴染みのない「しちは56」「はっぱ64」など、言葉の言い回しに苦戦されるお子様もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は溝ノ口教室で行っている「九九の学習」についてご紹介します。
覚えやすいところから始めよう!
最初はお子様にとって覚えやすい段から学習を始めていきます。
2の段などの小さい数字や、5の段のように規則性が分かりやすいものから始めていくことで、九九の計算に対する抵抗感を減らします。
音と一緒に覚えよう!
なぞりのプリントとセットで、マスに書かれた文字を読みながら音と一緒に九九を覚えていきます。
7(しち)8(はち)は音が似ているため混同してしまったり、7(しち)と4(し)を読み間違えてしまったりなど、似た音に混乱してしまうため、声に出して読みながら繰り返して学習をしていきます。
線つなぎに挑戦!
なぞりと音が結びついてきたら、少ない問題数で線つなぎのプリントにチャレンジします。お子様のペースに合わせて問題数を増やしたり、ランダムに問題を出題することで少しずつ九九の定着を図ります。
穴埋め問題に進もう!
線つなぎがスムーズに解けるようになってきたら、穴埋め問題に進みます。
お子様がよく間違えてしまう部分は、そこだけを抜き出して暗記するのではなく前後の部分も一緒に覚えることで、解く際に思い出しやすくなります。
たとえば「6×7」に間違いが多くみられる場合は前後の「6×5」「6×8」も合わせて反復することで他の段の数と混同することを防いでくれます。
反復演習を大切に!
短時間で一気に詰め込もうとすると、お子様への負担が大きくなってしまいます。
ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスが発表した「忘却曲線」によると、人間の脳は1度勉強したことを1時間後には56%忘れてしまっていると言われています。
そのため少しずつ、反復しながら覚えていくことが大切です。
思い出せない段があったらその都度、「九九表」などの補助教材も使いながら復習をして暗記していきます。
お子様に合った学習教材を、お子様のペースに合わせて進めていきます。
学習面でお困りごとがございましたらお気軽にご相談ください♪
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、
ご相談ください。
- じっとしているのが苦手
- 準備や時間管理が苦手
- 空気がよめない
- 周囲が気になり集中できない
- こだわりがあり学習にも偏りが多い
- 文章を拾い読みしてしまう・意外なことで突然癇癪を起す
- 言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
- 不登校で勉強が遅れている
- 整理整頓が苦手
- 朝の準備に時間がかかる
- 算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール溝ノ口教室
【TEL】044-455-5661
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【お問い合わせ】 放課後等デイサービス オレンジスクール 溝ノ口教室
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溝ノ口教室の周辺には、高津小学校・東高津小学校・坂戸小学校・久本小学校・下作延小学校・上作延小学校などがあります。
※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。