
続・アナログゲームで遊ぼう

オレンジスクール小岩第2教室です。
3月も残りわずかとなり、日に日に暖かさを感じることが増え、春の訪れを感じる頃となりました。
今回は、オレンジスクール小岩第2教室にあるアナログゲームを紹介したいと思います。
『はぁって言うゲーム』

昨年の夏、小岩第2教室に導入された『はぁって言うゲーム』。お題のひとことを『声』と『表情』だけで表現するゲームです。
以下、流れを簡単に説明します。

お題のカードを1枚選んで表面を上にして中央に置き、アクトカードを伏せたまま見えないように配り、同時にチップも配ります。
今回はプレイヤー4人の場合です。

このプレイヤーは『F』のアクトカードを引いたので、『元気いっぱいに「うん」』の指示に従って演じます。

演じる際には、いっさい身振り手振りをつけずに『声』と『表情』のみで演じます。
演者以外のプレイヤーはどのお題で演じているのかを考察し、チップを用いて答えます。
『今の〇〇さんの言い方だと、素直に「うん」って言ってる気がするから……Aなんじゃないかな』
と考察して『A』のチップを置きました。

※チップは他の人にわからないように裏にして伏せたまま置きます※

これを繰り返し、自分以外のプレイヤーがそれぞれどのお題を演じているのかを推察していくゲームです。
実際にゲームをしてみた感想
ゲームをした児童からは「面白い!」との声が上がる他、「けっこう難しいよね……」との声も聞こえてきます。
演じる方は相手に伝わるように表情や声の調子を変えて表現する必要があり、演技を見る方はどのお題の演技をしているのかを注意深く読み取ろうと観察する必要があります。そして、お互いに相手への気持ちの伝え方・相手の気持ちの読み取り方に気を配っているつもりでも、意外と表情や声色だけでは誤解が生まれてしまいがちだということがわかります。

例えば、『うん』というお題の場合、『恥ずかしがって「うん」』と『悩んで「うん」』は全く別の種の感情であるのにもかかわらず、どちらも声を張らずに小さめの声で演じる形になるため演じ分けが難しいところがあり、答え合わせの際に児童から「この二つはどちらか迷ったんだよね」という声が出てきたりすることも多いのです。
これらの誤解は、日常生活でも頻繁に起こりうることです。「そんなつもりじゃなかったのに相手に全く意図しない形で伝わってしまった」「自分の気持ちをうまく表現できなかった」という事態は私たち大人でもよくあることで、ましてやコミュニケーションがまだ未成熟である子どもともなると、その齟齬はより大きなものとなってしまう可能性が高いと思われます。
同じシチュエーションであっても、伝える人によって表現方法は千差万別であるからこそ、私たちはお互いの気持ちを尊重しあって慮ることが大切なのだと言えるのではないでしょうか。
まとめ

目の前の相手の表情や声の抑揚に注意しながら込められた気持ちを読み取ろうとすることはとても大切なことであり、ソーシャルスキルトレーニングにも繋がります。『はぁって言うゲーム』で楽しく遊ぶことは、まず『相手の気持ちを読み取ることは難しいことだ』と認識すること、そして『自分の気持ちを相手に伝わるよう工夫して話す』ことに意識を向けるきっかけにもなるのではないでしょうか。
小岩第2教室では、他にもアナログゲームをご用意して遊びの活動を楽しく学べる時間にしております。
ご興味ある方は見学・相談受け付けております。お気軽にお問合せください。
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