自分のことを伝えよう
こんにちは。オレンジスクール小岩第2教室です。
今日は、第2教室で活動の一つとして行っている集団支援の取り組みの一部をご紹介します。
オレンジスクール小岩第2教室では、1回の利用時間のうちの15分間ほどを、児童みんなで席に座り
順にいくつかの課題にチャレンジする時間「みんなでやってみよう(集団支援)」にあてています。
その中から7月に行われた「自分のことをつたえよう」のコーナーについてご紹介します。
1 「自分のことをつたえよう」のコーナー
①まず着席している児童の手元にプリントが配られます。
気持ちを伝えることば(プリント内容の一部抜粋)
さそうとき
・いっしょにあそぼう(遊ぼう)。
・なかまに入れて(入れて)。
・いっしょにやろう。
・お話しよう。
・友だちになろう。
ことわるとき
・いやだから、やめてね。
・今はできないんだ、ごめんね。
こまっているとき
・ぼくは(わたしは)こまっています。
・先生、わかりません。
体のちょうしを伝えることば
・先生、ぐあいが悪いです。
・先生、頭が痛いです。
・おながが痛いです。
・気持ちが悪いです。
◇その他の表現の仕方も短く理解しやすい形で伝えています。
②自分の気持ちをお友達や関わる大人に伝えるときに
どのように伝えたらよいのか、プリントを見たり指導員の説明を聞いたりしながら具体的な例を確認します。
③みんなで声に出して気持ちを伝える言葉を読んでみます。
7月は、「自分の気持ちを伝える」言葉と「体の調子」を伝える言葉を取り上げました。
普段自分で使っている言葉との違いや、今まで上手く人に言えなかったことの伝え方を知ることで、人との関り方の上達を目指す取り組みです。
児童によっては、プリントを眺めて参加しているお子さんもいますが
耳から聞いて学習していることを認めて、教室ではそれもOKにしています。
それぞれの児童の調子やペースに合わせて活動を行っています。
企画した指導員より
今回の『自分のことを伝えよう』のコーナーでは、自分の気持ちや体調をうまく伝えられないお子さんをイメージして企画しています。
『伝えることば』を決まった言い方として読みあげることで記憶され
また、気持ちの表現の仕方を覚えることで、自分の気持ちを知る→他者の気持ちを考えることに繋がればと思っています。
取り組みを経た児童の様子
児童それぞれが見たり、聞いたり、復唱したり、参加しやすい形で『伝える言葉』に触れています。
この取り組みのあと、遊びにお友達を誘う際に、いつもは躊躇する場面で上手にお友達を誘うことができた児童の様子も見られました。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今日はオレンジスクール小岩第2教室での集団支援の中から『自分のことを伝えよう』のコーナーをご紹介しました。
オレンジスクール小岩第2教室では、教室での活動を通して児童にソーシャルスキルを伝えています。
オレンジスクール第2教室では、ご興味のある方の見学、相談を受け付けております。
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