一人ひとりに寄り添った教育・指導なら【児童発達支援・放課後等デイサービス オレンジスクール】
「療育×学習」「知能×社会生活能力」により、一人ひとりに寄り添った教育・指導を行います。
発達不安・発達障害・LD・ADHD・自閉症スペクトラム・アスペルガー・不登校を抱えるお子さまに。
2017-01-30
運動発達のしくみ
続き 第三回
前回は、運動習得には体の正確かつ的確な情報を脳に伝えることが大切とお話ししました。
今回はそのために必要な体についてお話します。
情報を体の中に送る大事な場所は、「手のひらや足の裏、お尻の筋肉」となります。なぜなら、これらの部位は地面や椅子・手すりや机などの環境との唯一の接点だからです。そもそも体の作りもこれに備え受容器が多くなっているからです。
この場所がうまく使えない状態となっていれば間違った、偏った情報が脳へ伝わります。そして、大事と言われる体幹もここを支点として運動します。ということは、ここがうまく使えなければ体幹は崩れ。結果として手や足も思うように動きません。そのため、なかなかうまくできない、習得までに時間がかかる!!となってしまうのです。
次回、具体的な自宅でできる簡単なトレーニングを紹介します。
理学療法士 中村