音読が苦手な子への配慮
オレンジスクール小岩教室の加瀬です。
今回は音読が苦手な子にできる工夫について紹介します。
お家でも、宿題の音読を見てあげることがあると思うのですが…
- 次の行に移れず、行を飛ばしてしまう
- 語句を作り変えて読んでしまう
- 単語を1文字ずつ読んでしまう など…
こういうとき、少しの工夫で取り組みやすくなることもあります。
単語のまとまりを捉えていくこと
ところで、小学校低学年の子が使っている国語の教科書を見ると、語と語の間に隙間が空いています。
(例:きょうは あめが ふっています。)
これを「分かち書き」と言います。
分かち書きはまだ知っている語句の少ない子たちが、単語をまとまりとして見やすくするためになされています。
文字のひとつひとつの連なりを単語(意味)のまとまりとして捉えていくことは、文章を読むときに必要なプロセスです。
すぐにできる工夫
音読が苦手な子たちに対しても、分かち書きのように単語のまとまりを見えるようにしてあげることが有効な場合があります。
これはすでに分かち書きされた文章を、マーカーで色付けしたものです。単語の切れ目がさらにわかりやすくなり、音読を行いやすくなります。
助詞を〇で囲ったり、/で区切ったりすることも効果的です。
音読のたどたどしさが気になるとき、
試してみてもいいかと思います。
他にもお悩みのこと等ありましたら、オレンジスクール小岩教室までお気軽にご相談くださいね。