子どもたちの間で流行しやすい感染症とは?
◆体調不良にご注意を

こんにちは、オレンジスクール小岩教室です。
朝晩の気温が下がり、少しずつ秋らしくなってきましたね。
季節の変わり目は、子どもも大人も体調も崩しやすくなる時期です。
特に10月以降は、風邪をはじめとしたさまざまな感染症が流行し始めます。
今回は、子どもたちの間で秋から冬にかけて増えてくる主な病気や、予防のポイントをご紹介します。
◆秋から冬に流行する主な感染症

1. インフルエンザ
インフルエンザは、毎年冬にかけて流行するウイルス性の感染症です。
高熱、関節の痛み、頭痛、強いだるさなどが特徴で、学校や福祉施設などの集団生活の場では特に広がりやすくなります。
例年、11月から徐々に患者数が増え始め、1月〜2月にピークを迎えます。
2. かぜ(風邪症候群)
鼻水や咳、のどの痛み、微熱などの症状が多く見られます。
原因はウイルスですが、種類が多く、年中かかる可能性があります。
発達に凹凸のあるお子さまの場合、自身の体調の変化に気づきにくかったり、症状が長引いたりすることもあるので、日頃の体調観察が大切です。
3. マイコプラズマ肺炎
小学生〜高校生の間で多く見られる呼吸器の感染症で、秋から冬にかけて流行することがあります。
咳が長引くことが特徴で、熱が出る場合もあります。
インフルエンザと似た症状になることもあるため、医療機関での診断が必要です。
4. 胃腸炎(ノロウイルス・ロタウイルスなど)
秋の終わり頃から冬にかけて、ウイルス性胃腸炎も増えてきます。
突然の嘔吐や下痢、腹痛などが主な症状です。
特にノロウイルスは感染力が非常に強く、わずかな量のウイルスでもうつるため、手洗いや消毒がとても重要です。
5. 溶連菌感染症・RSウイルス・アデノウイルス など
のどの痛みや発熱を引き起こす溶連菌感染症、乳幼児〜小学生に多いRSウイルス、咽頭結膜熱(プール熱)などを起こすアデノウイルスも、この時期に見られることがあります。
◆感染予防のポイント

感染症から子どもたちを守るために、日頃からできることをしっかり続けていくことが大切です。
▼手洗い・うがいの習慣化
帰宅時、食事の前、トイレの後など、こまめな手洗いを意識しましょう。
▼体調チェックを日常的に
いつもと違う様子(元気がない、咳をしている、食欲がない など)が見られる場合は、無理をせず早めに休むようにしましょう。
▼咳エチケットとマスクの活用
咳やくしゃみが出るときは、マスクの着用や口をおさえる習慣も大切です。
▼施設内の換気と消毒の徹底
オレンジスクール小岩教室でも、換気・手すりやドアノブの消毒など、引き続き衛生管理を行っています。
秋から冬は楽しい行事も多い季節ですが、体調を崩してしまうと楽しみも減ってしまいます。
スタッフ一同、子どもたちが安心して過ごせるよう、体調管理にしっかり取り組んでまいります。
見学・相談、受け付けております!
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(A.M)