一人ひとりに寄り添った教育・指導なら【児童発達支援・放課後等デイサービス オレンジスクール】
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発達不安・発達障害・LD・ADHD・自閉症スペクトラム・アスペルガー・不登校を抱えるお子さまに。
2018-06-07
オレンジスクール小岩教室の加瀬です。
今回は音読が苦手な子にできる工夫について紹介します。
お家でも、宿題の音読を見てあげることがあると思うのですが…
こういうとき、少しの工夫で取り組みやすくなることもあります。
ところで、小学校低学年の子が使っている国語の教科書を見ると、語と語の間に隙間が空いています。
(例:きょうは あめが ふっています。)
これを「分かち書き」と言います。
分かち書きはまだ知っている語句の少ない子たちが、単語をまとまりとして見やすくするためになされています。
文字のひとつひとつの連なりを単語(意味)のまとまりとして捉えていくことは、文章を読むときに必要なプロセスです。
音読が苦手な子たちに対しても、分かち書きのように単語のまとまりを見えるようにしてあげることが有効な場合があります。
これはすでに分かち書きされた文章を、マーカーで色付けしたものです。単語の切れ目がさらにわかりやすくなり、音読を行いやすくなります。
助詞を〇で囲ったり、/で区切ったりすることも効果的です。
音読のたどたどしさが気になるとき、
試してみてもいいかと思います。
他にもお悩みのこと等ありましたら、オレンジスクール小岩教室までお気軽にご相談くださいね。