「療育×学習」「療育×発達」により、一人ひとりに寄り添った支援・教育を行います。

オレンジスクール

今日の東戸塚第3教室(放課後等デイサービス)

今日の東戸塚第3教室(放課後等デイサービス)自閉症のお子様への支援方法~日常と社会を安心して過ごすために

自閉症のお子様への支援方法~日常と社会を安心して過ごすために

本日は、「自閉症スペクトラム」の支援に関するお話です。

自閉症スペクトラムとは

見られる特徴として、以下のようなものがあります。

①社会的困難(対人交流、言語能力、非言語能力)
→一人になる・受け身になりがちなど、他者との感情の共有が困難。
→独り言やおうむ返しがあったり、指示が通りづらい、冗談を真剣に受け止める、一斉指示が入りづらい。
→表情が読み取りづらい。

②こだわり(関心・やり方・ペースの維持への執着)
→特定の物や取り組む順序に強い興味やこだわり。

③感覚の困難(感覚の困難・その他の困難※時間・温冷覚)
→身体機能の感覚や五感の困難。時間や温度などへの過敏・無頓着。

 

自閉症療育の支援

自閉症支援に関わらないお話ではありますが、支援をするにあたり最も重要になることは、「支援者側が感じている被支援者の困難」と、「当事者が感じている困難」の確認です。

支援者としては、本人を社会に適応させよう、行動や社会技能を身につけたい、など「社会性の障害」をなんとかしようとします。

しかし、当事者が困難に感じていることの多くは、「身体機能の障害(アレルギーや意図しないからだの動き、胃腸の不調や感覚過敏・鈍麻)に関わっています。

周囲への影響も大きい「社会生活」と、本人が一生付き合う「身体機能」。支援の方向性を考える上でどちらもとても重要なことなのです。

①生活習慣の見直し・改善

→身体特性を原因として生活の基盤となる習慣が乱れることがあります。その場合、土台となる睡眠・食事・運動の他、学習、掃除、住環境、言語環境の整備が必要になります。

②環境整備

→予想外や予定外の事態に起因するパニックや、こだわりへの配慮が必要です。「見えるルール設定」「イラスト、写真、動画を活用した視覚支援」「事前の予告」「マナー、常識、対応を教える」「イヤーマフで聴覚過敏の負担減」「仕切りを活用した視覚過敏への配慮」「椅子の変更」「縫い目のない洋服」など、様々な物事に対する”構造化”が必要です。

③アプローチ

アプローチの仕方は大きく分けて2つあります。

一つ目が「行動・言動へのアプローチ」。適切な行動を増やして、不適切行動を減らすことが重要です。
不適切行動の原因は、やり方を知らない・視界に気になるものがある・目の前に遊びたい場所や物があるなど、色々考えられます。その原因を取り除くことが第一です。また、「大声を出したら来てくれる」といった”不適切な方法”を覚えている場合、”その方法では来てくれない”という結果に変えていく必要があります。

二つ目は「言語・感情へのアプローチ」。子供の感情と状況を言語化してみましょう。
「100点とったの(状況)!嬉しいねぇ(感情)」というように、お子様の状態を整理してあげることで、感情のコントロール力を高めます。また、「~しません」などの行動を抑制するための言葉は、何をして良いのかわからなくなるため指示が入りづらいことがあります。何をするか明確にするために、「~します」という言葉を意識的に使っていくことも必要です。

あなたの集中する方法はなんですか?

「集中したいときどうするか?」について話したことはありますか?音楽を聴きながら集中できる人もいれば無音の方が集中できる人もいます。
「自分自身の集中の仕方」は、なぜそれが良いのかを理解するまでに、何度も何度も経験して、たどり着いた結果です。だから、無音で活動する方が捗る人に「音楽聞いた方が良いよ!」とは言えません。
「何が良いのか?」は、中々自分ではわからないものですが、自閉症のお子様は「こうでなければ嫌だ!」ということがはっきりしていることが多いです。そこを丁寧に聞き取り、社会生活を送る上で必要なことを、大人が「教えて」いくことが必要です。

「自閉症のための支援」は前提ですが、何よりもまず「目の前の子供のための支援」を第一に考える教室でありたいと思います。

 

お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。

  • じっとしているのが苦手
  • 準備や時間管理が苦手
  • 空気がよめない
  • 周囲が気になり集中できない
  • こだわりがあり学習にも偏りが多い
  • 文章を拾い読みしてしまう
  • 意外なことで突然癇癪を起す
  • 言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
  • 不登校で勉強が遅れている
  • 整理整頓が苦手
  • 朝の準備に時間がかかる
  • 算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手

 

放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚第三教室

【TEL】045-392-4121

【MAIL】higashitotsuka3@orangeschool.jp

【お問い合わせ】 放課後等デイサービス オレンジスクール 東戸塚第三教室

 

************

東戸塚第三教室の半径2Km以内には、東品濃小学校・川上北小学校・品濃小学校・平戸小学校境木小学校・川上小学校・名瀬小学校・平戸台小学校・秋葉小学校・柏尾小学校があります。

自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。

まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。

Amet mattis vulputate enim nulla aliquet. Id porta nibh venenatis cras sed felis dictumst vestibulum rhoncus est.
[instagram-feed cols=3 imagepadding=2]
Quick links