時計と時間を学ぼう
毎日の生活の中で
・時計を見て行動が難しい
・時間の管理が難しい
といったお悩みを抱えているご家庭もあるのではないでしょうか。
今回は「時計・時間」に関するお話です
■ 時計と時間
時計の学習は小学校一年生から始まり、二年生以降も続いていきます。
長針と短針で異なる読み方をすることや、六十分で一時間というまとまり、二十四時間制等、時計と時間には多くのルールが存在しています。
また、日常的にはデジタル時計に触れる機会が多いこともあり、そのこともアナログ時計が読めない原因の一つになっていると考えられます。
■ 教室での支援
教室に通う子どもたちの中にも、時計と時間に苦手意識を抱いている子は少なくありません。
今回は教室で行っている支援の一部をご紹介します。
〇予定表の記入
教室では学習の初めに予定表の記入を行っています。
時計の針と時間を書き込む欄があるため、それらを同時に確認することができます。
次のステップとしては、「学習時間は〇分間」といった形でお伝えすることで、時間経過について考える機会も作ることができます。
〇プリント学習
習熟度に合わせて様々なプリントを用意しています。
まずは丁度の時間から、三十分、十五分と、少しずつステップアップを目指します。
短針と長針にそれぞれ色をつけたり、時間の境目が分かりやすいようにしたり、視覚的にもとらえやすいような工夫をしています。
〇色々な時計
時計の種類によっても時間の読み取りやすさは変わります。
一般的な五分刻みのものでは難しい場合には、一分毎の区切りが分かるものから始めることも一つの方法です。
また、学習時には自身で時計の針を動かすことができる補助教材を使うことで、より視覚的に理解しやすくなります。
時計からは少し離れてしまうのですが、タイマーの利用も時間感覚を身に付けるためには有効な手段だといえます。
こちらでは学習におけるタイマーの活用についてもご紹介しています。
■ 終わりに
時計と時間は、学習の単元の一つであるだけでなく、日常生活において欠かせないものだといえます。
自分で時計が読める・時間の感覚が身に付くということは、見通しを持つことへと繋がり、日々の生活の中の安心材料にもなります。
教室では一人ひとりに合った方法とお声かけで、時計と時間に親しむきっかけを作っていきたいと思います。
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お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・じっとしているのが苦手
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・意外なことで突然癇癪を起す
・不登校で勉強が遅れている
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚第三教室
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自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。
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