感想文を書いてみよう
こんにちは、オレンジスクール東戸塚第3教室です。
本日は「どんなお話しだった?」という、「感想文を書くことが苦手」というご相談から作られた教材の紹介です。
感想文の難しさ
小学校に入ると、夏休みの宿題(読書感想文、日記)や、行事ごとに感想文を書く機会が出てきます。
そして、感想文を書くことに苦手感を感じるお子様は多くいらっしゃいます。
中でも感想が「楽しかった」等、一つの言葉に偏ってしまう、思いつかない、ということをご相談いただくこともあります。
「感想が偏ってしまう」「感想が思いつかない」という背景には、
1.気持ちを表す言葉の語彙の少なさ
2.イメージを持つことが苦手
3.表現する事(アウトプット)が苦手
4.「今」という思考が強く、過去について振り返ることが苦手
5.興味・関心への偏り
6.事実と感想の混同
などがあげられます。
また、長い作文となると、一貫性を持って作文する力も必要となります。
このようなことが苦手なお子様には、感想文を書く前に、内容の整理をすることが効果的であるとされています。
オリジナル教材「どんなお話しだった?」
当教室では、「いつ」「どこで」「だれが」などの情報の整理や要約の練習と、感想を書く練習ができるように「どんなお話しだった?」というプリントを取り入れています。
こちらは、子供向けの短い新聞記事などを読み、プリントに沿って空欄を埋めていくものになります。
「いつ」「どこで」「誰が」や「要約」をすることで内容理解と情報整理、アウトプットの練習をしていきます。
最後に「感想」を書く際は、「面白いと思った」と、決まった答え以外を書く練習として、「気持ちの言葉」の副教材を活用し、自分の気持ちに近い言葉を見つけて使うことに挑戦することもあります。
また、「その感想はどこの部分を読んで持ったのか」を尋ねるなど、口頭でもお子様の感想を深めていきます。
最後に
感想文は多くのお子様が苦手とするものであると感じます。
オレンジスクールでは、お子様との会話や、教材を通じて感想文や作文に対しての支援を行っています。
ご家庭でも、日記や感想文など、お子様がお困りの様子であった際は一緒に出来事や内容の振り返り、その時どう感じたか(選択肢を提示してもよいと思います)を一緒にお話し、紙に書きだす、書く順番を決めてから文章にしていくことで抵抗感を減らしていけるかと思います。
もうすぐクリスマスやお正月など、様々なイベントごとがやってきます。
「とてもわくわくするね!」と、おうちの方から気持ちの言葉を使うことや、「あの時どんな気持ちだった?嬉しかった?がっかりした?」など、お子様に気持ちの言葉を選択してもらう、「今どんな気持ち?」と時々お子様が自分の気持ちに向き合い、言葉にする練習をぜひしてみてください。
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お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・じっとしているのが苦手
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・意外なことで突然癇癪を起す
・不登校で勉強が遅れている
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚第三教室
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自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。
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