冬の脱水症に注意!
こんにちは、オレンジスクール東戸塚第3教室です。
十二月に入り寒さが一段と厳しくなりました。そんな寒さに負けることなく、冬休みを前にした子どもたちはどこかうきうきとした表情を見せています。
クリスマスやお正月といった行事が沢山ある一方で、この時期には体調管理にも特に気を付けて過ごさなければなりません。
その中でも、今回は見落としがちな「冬の脱水症」についてお話します。
■ 脱水症とは
人間の体の大半は体液と呼ばれる液体で満たされています。体液とは身体の機能を維持するために必要な液体のことをいい、これらが体内から失われることで日常活動や生命維持活動に支障が出た状態を脱水症と呼びます。
水分の損失量が増加することに伴い、症状は重症化します。喉の渇きから始まり、頭痛やめまい、手足の震え等を引き起こします。さらには、水分が失われたことで血液が濃くなると、その結果として脳梗塞・心筋梗塞・肺梗塞といった合併症を招くことにも繋がります。
■ 冬こそ気を付ける理由
脱水症と聞いて一番に思いつく季節は、暑さから大量の汗をかく夏ではないでしょうか。けれども冬には、夏とはまた違う理由で脱水症は増加します。それが、「乾燥」と「風邪」です。
〇「乾燥」からくる脱水症
体液は汗や尿のほかにも、皮膚からの水分蒸発でも外に出ていってしまいます。湿度が低く乾燥する冬の気候ではこの水分蒸発が進むため、体液は失われやすい傾向にあるといえます。
また、暑い夏と比べると喉の渇きを感じにくいこともあり、積極的な水分補給の機会は減りがちです。そのことによって、補給される水分量が減り、体液が不足しやすくなり、脱水症へと繋がるのです。
〇「風邪」からくる脱水症
冬には様々な風邪や感染症が増加します。そして風邪による脱水症は、子どもたちにとって特に身近なものだといえます。
発熱だけでなく、嘔吐や下痢といった症状は、身体から多くの体液を奪います。また、成人と乳幼児で比べれば、後者の方が圧倒的に身体を占める水分量が多く、身体の機能自体が未発達です。そのことからも、冬には風邪が原因による子どもの脱水症は増えるのです。
■ 脱水症を防ぐポイント
脱水症を防ぐには、水分補給と乾燥対策の二つが重要になります。普段の生活の中から意識して取り組んでいくことで、脱水症は十分予防することができます。
①こまめな水分補給
・時間を決めて水分補給を行うようにする
・経口補水液で水分とミネラルを補う
②室内の乾燥対策
・加湿器を使ったり濡らしたタオルを室内に干したりする
・窓を開けて換気を行う
■ 終わりに
発達障害を持つ子どもたちの中には、自身で気温を感じてその場に適した服装を選ぶことが難しい子も多くいます。そういった場合には周囲が声をかけたり、環境を整えたりしていくことも大切です。
冬の脱水症は「かくれ脱水」とも呼ばれています。夏と比べて水分補給への意識が薄れがちな時期だからこそ、常に頭の隅にでも留めていく必要があります。
楽しみな行事が続く毎日を元気に過ごすためにも、冬も脱水症には気を付けていきましょう。
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