作文の練習をしよう!
こんにちは、オレンジスクール東戸塚第3教室です。
本日は作文の練習についてです。
何を書けばいいか分からない、最初から最後まで一貫して書けない、感想が出てこない…など、様々な理由で作文を書くことが苦手なお子様は多くいらっしゃると思います。
保護者の方からも「感想がいつも『楽しかった』だけ」「文章がちぐはぐ」など様々なご相談を頂きます。
今月は、作文について、どんな支援ができるかを紹介いたします。
■作文書く流れ
どんな作文もいきなり書くことは簡単なことではありません。作文をするためには事前の準備が重要です。以下は一般的な作文を書く際の流れです。
①テーマを決める
②構成を考える
③作文を書く
④見直す
作文を書く前に、①②について考えて先に紙に書きだすことで③の作文を書くことにつながりやすくなります。
■発達段階により求められる作文
作文は、発達の段階によっても求められるレベルが異なります。
1~3年生:
「いつ どこで だれが 何をした」など、基本の構成で文を書き、最後に感想を書く。
4~6年生:
日記などの実体験を書くだけでなく、テーマに沿って書く機会が増える。自分の考えだけでなく、一般の知識なども反映しながらより表現を広げて書く必要がある。
1~3年生は作文の「定型」を用いて自分のことを表現し、4年生以降になると読み手を意識した作文が増えてきます。
■作文支援例
実際に作文を行う際にできる支援について紹介いたします。
・話すことはできるが書けない際は、話してもらったことを大人が文章にして書き起こし、子どもに写してもらう。
・書きたいことをヒアリング、大人がメモをし、それをヒントに文章を書くよう促す。
・マインドマップなどを用いて物事や感情について整理し、流れを考えて並べ替えてながら文章を考える。
他にも、感情表現を含む、語彙は漫画や本、歌など、本人の興味のある物からインプットを行うことや、遊びを通じて他者に説明する機会を設け、順序だてて考える習慣をつけることも有効です。
■オレンジスクールの教材例
オレンジスクールではお子様の発達に合わせ、様々な種類の教材を準備しています。
一文を完成させることができるようにすることや、文章の型の練習、テーマを決めて書く練習などを行っています。
■最後に
作文は自分を表現する力、相手の表現を理解する力につながります。また、構成力が上がることによって頭の中で順序立てる、見通しを持つ練習にもなります。
まずは日常的な会話の中で「何に対してどう思ったか」をお話しすることや、一文日記など短文作成から取り入れてみてはいかがでしょうか。
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お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・じっとしているのが苦手
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・意外なことで突然癇癪を起す
・不登校で勉強が遅れている
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚第三教室
【TEL】045-392-4121
【MAIL】higashitotsuka3@orangeschool.jp
【お問い合わせ】 放課後等デイサービス オレンジスクール 東戸塚第三教室(横浜市戸塚区品濃町543-2つるや第2ビル2階)
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東戸塚第三教室の半径2Km以内には、東品濃小学校・川上北小学校・品濃小学校・平戸小学校境木小学校・川上小学校・名瀬小学校・平戸台小学校・秋葉小学校・柏尾小学校があります。
自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。
まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。