1月の療育活動週間：ぶんぶんごまを作ろう！

外は本格的な寒さとなり、まだ来ぬ春が待ち遠しく感じられますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。

教室では、冬休み明け学校が始まり段々と学校生活にも慣れてきているようです。

「お友達に久しぶりに会えてうれしかったんだ～！」

「給食のメニューでおせちのなますが出たんだ。」

「書写の時間に「初日の出」を書いたよ！」

と学校での出来事をお話してくれる機会が増えました。

本日は1月におこなった療育活動週間「ぶんぶんごま作り」についてご報告いたします。

ぶんぶんごまとは

ぶんぶんごまは、ボール紙に穴をあけ、そこにタコ糸を通し、手でそれを回して遊ぶものです。

タコ糸がねじられ、ほどける際に中心にあるボール紙が勢いよく「ぶんぶん」と音を立て回ることから「ぶんぶんごま」と名称がついたそうです。

ぶんぶんごまの作り方

ボール紙を好きな形に切り抜く
中心を決め、中心から1センチ幅に2か所穴をあける
ボール紙に絵を描いたり、模様を付けたりする
２の穴にタコ糸を通し、均等の長さに引っ張り、固結びをする

上記の手順で完成します。

お子様たちはボール紙に絵を描いたり、模様をつけたりする際に様々な工夫をしていました。

ボール紙が丸ということで、ポケモンのモンスターボールを模してみたり、カービイを描いてみたりと丸を活かしていました。
また色を付けてみるとどんな模様に回すと見えるのかという疑問を持ち、7色に色を塗ってみたりしていました。出来上がったボール紙は、自信を持って作れた作品ということでお友達や指導員に披露していました。

他にもタコ糸をボール紙に通すという行為が難しく、

お一人では通せないお子様もいらっしゃいました。

そのため鉛筆を使って穴に糸を入れる方法等をお伝えしました。
するとご自身で最後までやり遂げようと挑戦する姿が見られ、

穴に通し終わると「できた。通せた！」と達成感を感じているお子様の姿が見られました。

実際に回してみよう

ぶんぶんごまが出来上がったあとは「ぶんぶん」と音が鳴るように回してみました。
最初は中々「ぶんぶん」と音が鳴って回る以前に、

手首を使って糸を巻く動作ができず、苦戦しているお子様が多くいらっしゃいました。
日常的にしない動作ということもあり、なかなかどう動かしていいか想像ができていませんでした。
そのため指導員が実際に回したこまを途中で渡し、こまが回る実感を体験してもらったり、

回すことができるお友達が

「こうやって、外側に円を書くように回すと回しやすいよ！」

と困っているお友達をサポートしてくれたりと和気あいあいとしながら、活動することができました。

活動後は振り返りを

活動のあとには振り返りをおこなっています。
振り返りをする際はどうしてそのような作品を作ったのか、

作った作品は今後どうしたいのかやお友達の作品を見てどう思ったのかなどを考えていきます。
活動をやったらそのままではなく、振り返りをすることで、

ご自身の思いや活動した内容について思考や気持ちの整理等をすることができます。

今後もお子様たちと有意義な活動をできるようにプログラムを作成していきたいと思います。

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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、

お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
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・意外なことで突然癇癪を起す
・不登校で勉強が遅れている
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※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。

(E.T)