ペットボトルキャップでヨーヨーを作ろう!
こんにちは!
オレンジスクール東戸塚第2教室です。
4月の療育活動週間では、ペットボトルキャップでヨーヨーを作りました。
今では玩具のみでなくスポーツのひとつでもありますが、昔ながらの紐を使用した制作をしました。
ペットボトルキャップのヨーヨーの作り方
①ネジにタコ糸を結ぶ
2~3回片結びするとしっかり固定され、余った部分はハサミで切ります
②キャップの付いたねじと穴が空いたキャップを合体させます
ねじの先が尖っているので、怪我をしないように回しながら押し込んでいきます
③キャップに紙粘土を詰める
穴が空いていない方のキャップに擦り切り入れるか、粘土を山型にして片方のキャップを被せ押し込んでいきます
紙粘土は手に付きやすいので気になる場合は手袋を使います
④粘土を入れたキャップを好きな色のビニールテープで固定していきます
⑤指が入るようにタコ糸を結ぶ
糸の先端をひと結びしていきます
⑥キャップに装飾をする
二枚の白いシールにイラストを描き、キャップの上下に貼っていきます
オリジナルのヨーヨーの完成です!
創作活動を通じて手指の巧緻性を育む
ヨーヨーの中心部分の片結び、指のサイズに輪をつくる二重結びと2回結ぶ工程がありました。
「塗る」「切る」「折る」「貼る」「結ぶ」などの手先の器用さのことを巧緻性といいますが、紐を結ぶことは他の作業よりも体験として少なく、靴紐を結ぶなど日常生活で意識的に行わなければやり方を体得しにくいと考えらえます。
巧緻性を育むことは脳の発達に大きく影響するといわれています。手指の巧緻性が高まることは、学習への意欲と創作への積極性が向上するという研究結果も出ているようです。実際に、紐が結べない状況によって次の作業工程への抵抗感が増え、作業を進めるのが難しくなる場面もありました。その反面、普段教室で紐を結ぶ練習をしているお子さんは、その体験が活かされ、「できる」感覚を実感していたようです。
創作活動のみならず、学習においてもプリントやノート、テキストへの書き込みも手を使うので巧緻性は関連しています。
制作の様子 ヨーヨーで遊んでみよう!
紐を結ぶ工程では、「これ、どうやってやればいいの?」と試行錯誤している様子がありました。
今回ひとりでの作業が難しいときには、最初の結びつけの段階を指導員がお手伝いしながら進めました。
粘土をキャップに詰める作業は、「学校でもやってるよ!」と半分に分けて入れるやり方と片方山型にして入れていくやり方とで、ご自身の好みの方法で器用に詰めていきました。
小さな選択でも、主体的に自分で決めることが自分で考えて判断する力につながります。
好きな色のテープで固定し、シールにイラストを描き込んでいく際は、パソコンで調べた上で丁寧に作業する様子がありました。
ヨーヨーが完成し、実際に遊び始めると、指に紐を通して下に向かって投げた後手元に戻ってくるようタイミングを見はからうのが難しかったようです。
1回目より2回目、3回目と回数を重ねるごとにうまくできるようになり、楽しそうな表情がみられました。
他の作品にも目を向けて「上手だね!」とお話したりと関心をもつ良い機会になったようです。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
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・こだわりがあり学習にも偏りが多い
・意外なことで突然癇癪を起す
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