見通しを持たせる工夫
こんにちは。放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚教室です。
冬らしい寒さを感じるようになり、あっという間に今年一年を締めくくる季節となりました。
みなさまは2024年を振り返っていかがでしたか?
どのような一年だったか、お子様やご家族と振り返ってみるのもいいかもしれませんね。
これからどんどん寒さが厳しくなっていくと思いますので、くれぐれもご自愛ください。
発達障害を持つお子さまの中には、先の予定や状況の変化に対する不安感が強いお子さまが少なくありません。
このため、日常生活や活動において「見通しを持たせる工夫」をすることは、安心感を与え、スムーズな行動を促す上でとても重要です。
今回は、「見通しを持たせるための工夫」についてご紹介します。
「見通しを持たせる工夫」とは?
「見通しを持たせる」とは、これから起こることや予定を事前に伝え、予測できる状況を作り出すことです。
見通しを持たせることにより、突然の変化に対する不安や抽象的な指示への混乱、時間感覚のズレなどを軽減することができます。
見通しを持たせる具体的な工夫
1. スケジュールの活用
文字や絵を活用したスケジュールを提示することで、予定が視覚的に分かりやすくなります。
当教室では、来所後に以下の予定表を記入することで、全体の流れを把握していただいています。
2. 事前の説明
新しい環境や初めて行う活動の前に、その活動の説明をすることも大切です。
当教室では、創作活動や集団活動をするときに、どのようなことをするのかや、約束事などを始めにお伝えしてから活動しています。
3. タイマーや時計を使った時間の見える化
「あと何分で⚪︎⚪︎が終わる」「次の予定まであとどれくらい」という感覚を視覚化するために、タイマーや時計を使う方法があります。
当教室では、療育で片付けへの切り替えが難しいお子様に、事前に「⚪︎分になったら片付けよう」とお声がけしたり、タイマーで片付け始める時間にセットしたりして、片付けを促しています。
4. 柔軟性を持たせた予定作り
予定が変わる可能性がある場合は、あらかじめ「変更があるかもしれない」ことを伝えておくと、急な変更にも対応しやすくなります。
おわりに
見通しを持たせる工夫は、本人の特性やニーズに応じて柔軟に行うことが大切です。
また、そういった支援により、将来お子様が自立的に行動できることに繋がるかと思います。
お子様の不安を軽減しつつ、お子様の自信にもつながるような支援をしていけたらと思います。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・こだわりがあり学習にも偏りが多い
・意外なことで突然癇癪を起す
・不登校で勉強が遅れている
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚教室
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。
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※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。