
会話のキャッチボールを身に着けよう!
こんにちは!放課後等デイサービスオレンジスクール東戸塚教室です。
梅雨の時期になり、天気に恵まれないジメジメした日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
天気が悪いと気分も憂鬱になってしまう方も多いかと思います。
そうなってしまう自分を受け入れつつ、室内でできることに楽しみを見出せるとよいですね。
日常生活でお子さまと関わる中で、お子さまの話が一方通行になってしまうことがあるかと思います。
話したいことがたくさんあると、その気持ちを押さえられずに話が止まらなくなってしまうお子さまもいらっしゃいます。
人と話をする時は、「対話」を意識し、「やりとり」の力を育てることが大切になります。
今回は、日々の生活でも大切なやりとり、「会話のキャッチボール」についてご紹介します。
会話のキャッチボールとは?
「会話のキャッチボール」とは、話す側と聞く側が交互に発言し、自然な流れでやりとりが続いていくことです。
単に話す・聞くというスキルだけでなく、「相手の言葉に関心を持つ」「適切なタイミングで返す」「話題をつなげる」といったことが大切になります。
特性上、相手の言葉を待てずに話し続けてしまったり、相手の言葉に関心を持てず反応が薄くなってしまったりするお子さまもいらっしゃいます。
そのために、会話のやりとりを普段の遊びや活動の中で自然に学べるような工夫ができればと思っています。
今回は、会話のキャッチボールを身につけるために行っていることをいくつかご紹介します。
トークテーマカードを使って交互に話す練習
様々なトークテーマが書かれたカードを提示し、その中から話したい内容のカードを選んでもらいます。
お子さまが選んだトークテーマをもとに、質問と相槌を何度か繰り返し、会話のキャッチボールの練習をします。
トークテーマカードがあることによって、お子さまの「何を話せばいいか分からない」という思いを手助けすることができます。

ゲームを通して自然なやりとり
UNOやジェンガなどのゲームは、実は会話の練習にもとても有効です。
ゲームでは、順番を待つこと、相手の行動を見て反応すること、自分の番で話すことなど、たくさんのやりとりが自然に発生します。
ゲームという共通の活動を通して、ルール確認をするときや、お友だちの順番を促す時なども「このルールでいい?」「次〇〇ちゃんの番だよ」などと自然な声掛
けする機会ができます。
また、ゲームの展開で一喜一憂する場面では、「やったー!」「残念だったね」などとといった声かけをすることで、感情表現や共感の会話が生まれています。

おわりに
会話のキャッチボールは、友達関係だけでなく、将来の職場や家庭生活など、あらゆる人間関係の基盤となる大切なことです。
お子さま一人ひとりに寄り添いながら、「話す」「聞く」「つながる」喜びを伝えられる支援をしていければと思います。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・こだわりがあり学習にも偏りが多い
・意外なことで突然癇癪を起す
・不登校で勉強が遅れている
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚教室
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※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。