
「手指の巧緻性」を育てよう!
暑さが厳しい日が続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
お子さまは夏休み真っ只中ということもあり、どこかにお出かけをしたりお家でゆっくり過ごしたりなど、様々な過ごし方をされていることと思います。
夏休みも後半に差し掛かってきていますので、残りの休みも充実した日々を送っていただけたらと思います。
日々の生活の中で、服のボタンをはめたりひもを結んだりなど、細かい作業をする機会があるかと思います。そのような作業を苦手だと感じているお子さまもいらっしゃるのではないでしょうか?
こうした“手や指をうまく使う力”は「手指の巧緻性(こうちせい)」と呼ばれ、少しずつ練習していくことで身についていきます。
今回は、教室でも取り組んでいる、手指の巧緻性を養うことができる活動をご紹介いたします。
◆ リボン結びの練習
靴ひもやエプロンなどの「結ぶ」動作の基本となります。
最初は、太めのひもや布を使って感覚をつかむところから始め、簡単な結び方から徐々に難しい結び方にも挑戦していただきます。

◆ マンカラ
小さな石を1つずつ動かしていく「マンカラ」は、指先の操作や数の理解を楽しく練習できるゲームです。
ルールもシンプルなので、視覚的に理解しやすいようにサポートすれば、集中力も養うことができます。

◆ 創作活動(工作)
オレンジスクールでは、月に一回創作活動をしています。
ハサミやのりを使うことが多いため、身近なものの使い方を学び身につけることができます。
また、当教室では、複数人のお子さまでやることが多いので、道具の貸し借りなどでも他のお子さまとコミュニケーションをとる様子が見られます。

◆ 縫いさし
絵の線に沿って穴があいた紙に刺繍糸を通していきます。
布を縫うよりも簡単なので、手芸をする前の練習としても取り掛かりやすいかと思います。

◆ タイピング
パソコンやタブレットを使う機会が多い現代ですが、それに直接結びつくタイピングも立派な巧緻性の練習になります。
タイピングゲームなどを通してゲーム感覚で楽しく取り組めるので、進んで取り組もうとするお子さまもいらっしゃいます。

おわりに
今回ご紹介したもののほかにも、レゴや折り紙なども巧緻性を養うことができます。
細かい作業を苦手とするお子さまにとって巧緻性のトレーニングは、ときに「できない」「難しい」と感じることもあるかもしれません。
最初は、始めやすい簡単なところから徐々に難易度を上げていき、「楽しさ」や「できた!」という達成感を感じていただければと思います。
************
こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・こだわりがあり学習にも偏りが多い
・意外なことで突然癇癪を起す
・不登校で勉強が遅れている
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚教室
【TEL】045-828-5667
【MAIL】higashitotsuka@orangeschool.jp
【お問い合わせ】 放課後等デイサービス オレンジスクール 東戸塚
************
東戸塚教室の半径2Km以内には、東品濃小学校・川上北小学校・品濃小学校・平戸小学校境木小学校・川上小学校・名瀬小学校・平戸台小学校・秋葉小学校・柏尾小学校があります。
※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。
まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。