「使用できる語彙」を増やそう!
気温が急に下がったり、台風の影響で雨の日が続いたりと、体調を崩してしまいそうな日が続いておりますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
運動会がこれからという学校もありますので、このような天候が続いてしまうと運動会練習も思うように出来ていないお子様もいることと思います。
オレンジスクール東戸塚教室ではお子様の様子を見ながら、その日の状態にあった取り組みを行ってまいります。
さて、話は変わりますが「語彙を増やすことが大切だ!」と耳にすることはありませんか?
人の話を聞き、文章を読むために、また自分の気持ちや考えを伝えるためには、その時々に適切な言葉を知っている必要があります。
もちろん読む・書く・聞く・話すためには、文法や表現技法のスキルが求められます。しかし、それ以前に言葉の意味を知らなければこれらの活動は困難なものになってしまいます。
言語活動の根幹となる語彙を増やすことが大切であることは分かりますが、その語彙はどのように獲得していけば良いのでしょうか。
オレンジスケジュール東戸塚教室ではお子様の語彙習得を狙いとした学習をご用意しております。今回はその取り組みについてお話させていただきます!
読書で言葉を知る
以前ご紹介いたしましたが、オレンジスクール東戸塚教室では絵本を使った読み取り学習を行なっております。
こちらの学習は読解力の向上を狙いとして行なっているものですが、本を読むことは新しい言葉と出会う絶好の機会となります。
読解を行う上で知らない言葉があると思うように文章理解が行えません。わからない言葉があったら適宜説明を行います。
こうしてこれまで知らなかった言葉に触れることで、知っている言葉を増やしていくことが語彙獲得への第一歩となります。
次のステップは、読書などの活動から獲得した言葉(「知っている語彙」)を、実際の言語活動の中で「使用できる語彙」にしていく段階となります。
以下、「使用できる語彙」を獲得していく活動について説明させていただきます。
使用できる語彙を増やす
文章を読むとき、話を聞くときなどに、特定の言葉の意味が分かるということと、話すとき、文章を書くときにその言葉を使えるということでは、語彙に対する習得の度合いが異なります。
ここでは前者を「知っている語彙」、後者を「使用できる語彙」としてお話させていただきます。
オレンジスクール東戸塚教室では、「知っている語彙」から「使用できる語彙」へと発展させるための学習をご用意しております。今回はその中の「動詞単語プリント」を使った取り組みをご紹介いたします。
動詞単語プリント
こちらの教材は、イラストがあらわす動詞を考え、思い出して書くというプリントです。
知っているであろう動詞を選び、一文字目を提示しているのでほとんどの言葉を書くことが出来ています。
イラストが指し示す動きや状況に合わせて適切な言葉(「知っている語彙」である動詞単語)を選択して使う練習をすることで、「使用できる語彙」を増やしていきます。
おわりに
「知っている語彙」を「使用できる語彙」にするには、やはり実際にその言葉を使うことが必要となります。
「使用できる語彙」は難しいかもしれませんが、「知っている語彙」を増やすことは普段の生活の中でも出来ることがありそうです。
しりとりやクイズ、本の読み聞かせなどでたくさんの言葉に触れることが、その後の語彙習得の基礎となります。ご家庭でも「言葉」をつかった遊びをしてみてはいかがでしょうか。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- ・じっとしているのが苦手
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・周囲が気になり集中できない
・こだわりがあり学習にも偏りが多い
・文章を拾い読みしてしまう・意外なことで突然癇癪を起す
・言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
・不登校で勉強が遅れている
・整理整頓が苦手
・朝の準備に時間がかかる
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚教室
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東戸塚教室の半径2Km以内には、東品濃小学校・川上北小学校・品濃小学校・平戸小学校境木小学校・川上小学校・名瀬小学校・平戸台小学校・秋葉小学校・柏尾小学校があります。
※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。
まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。