「療育×学習」「療育×発達」により、一人ひとりに寄り添った支援・教育を行います。

オレンジスクール

今日の藤沢教室(放課後等デイサービス)

今日の藤沢教室(放課後等デイサービス)オレンジスクール【書かない学習で学び方は変わる-教材教具を通してできること】藤沢教室 – 放課後等デイサービス(自閉症、ADHD、学習障害(LD)を抱えるお子さまに教育と療育を。)

オレンジスクール【書かない学習で学び方は変わる-教材教具を通してできること】藤沢教室 – 放課後等デイサービス(自閉症、ADHD、学習障害(LD)を抱えるお子さまに教育と療育を。)

こんにちは。

オレンジスクール藤沢教室の荒井です。

9月に入り、新学期を迎えましたね。

夏休みは充実した時間を過ごすことができたでしょうか?

オレンジスクールでは、発達障害の特性により、学習や学校生活に困難を抱えているお子さまのサポートをしています。

学校での学習の基本はノートと鉛筆+教科 書+黒板+先生からの口頭の説明で、構成されていることが一般的ですよね。しかし、それらの学習の基本形は、発達障害に多く認められる「文字を書くことが苦手」、「耳から入ってきた情報を 処理することが苦手」といった特性を抱えた子にとっては、「うまくノートが取れない」、「テストで思うように答えが書けない」などの葛藤へと繋がり、学習へ の苦手意識を生み出し、延いては自己肯定感を下げることにもなりかねません。

そこでオレンジスクールでは、学びの形を変えることで、必要な学びをできるだけ楽しく身に着けることができないかと考えました。

教材・教具を使った学習方法

オレンジスクールでは、身近にある物を利用して子ども1人ひとりに合った教材・教具を作成しています。その一部をご紹介します。

低学年では「大きい数」という単元を学習します。そこでは100までの数についての数え方や数字のよみ方、書き方、大小など、その表し方の基本を理解し、数の 概念について理解を深めることを目標にしています。しかし、扱う数字が大きくなってくると、数を並べることや大きさを比べる問題を難しく感じるようになって きますよね。かといって、そうした問題に突き当たった時、分からないままにしておくと後々、苦手意識をもってしまい、その問題を見ただけで拒否反応を示してしま うようになることもあります。

そういう 時は、無理をして難しい問題に対面し続けるのではなく、プリントなどの問題を使用せずに学習する環境を作ることも大切になります。

 

例えば、「100までの数」の学習をするとします。プリントの問題では理解が難しいという場合には「数字カード」のみを使って学習をするという方法もあります

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数字カードの準備をしている際に写真左側のように「70・80・90」だけ残し、子どもの目の前に出します。

「準備している時にぐちゃぐちゃになっちゃった。一緒に順番に並べてくれる?」 と子どもに尋ねると

「先生、何してるの~」と笑いながら並べるお手伝いをしてくれます。「やらされる」学習ではなく、子どもが主体となり、「数を並べる、数える」作業を自然に学 べる形になります。 綺麗に並べられたらもちろん「ありがとう、助かったよ。並べるの上手だね。」とお礼を言います。

次は大きさ比べの勉強に移ります。

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写真のように「84・97」のカードを選び「どちらが大きい?」、「どちらが小さい?」と尋ねると「97!」「84!」と即答できま す。先ほどの並べ替え作業で声に出しながら並べる作業をしているので、「大きい」「小さい」が考えやすくなっているからです。 指定したカードによっては「差はいくつかな?」と尋ねることで他の単元へ派生させることもできます。

解いてもらう問題はその場で考えながらでも面白いですし、プリントに書かれている問題と照らし合わせてみても構いません。プリントの問題を使って解いていたのなら、最後に「今やった問題は、さっき苦手だって言っていた問題と一緒なんだよ」とプリントを見せて伝えてみてください。

お子さまは「えーーー!」と、問題を解けたことに自分でも驚いてしまうでしょう。そしてお決まり。出来たことにはたくさん褒めてあげてください。苦手なことが少しでも「できる」ようになったのですからね。

「いくつといくつ」の学習では?

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「7は3といくつでできるかな?」という問題に初めて触れる子は、初めは何をどのように考えたら良いのか分からず、理解するのが難しいと思われます。その際にまず、●を3つ分、7の行の○に置いてもらいます。

次に「残りの○はいくつ?」と聞くと自分で数えて答えることができます。この作業に慣れてくると、少しずつ自分で●を置いて考えていくこともできるようになります。

また、これらを練習していくことで「全体の数-●=○」「● +○=全体の数」という仕組みについての理解ができるようになります。これらの理解は足し算や引き算に繋がりの深いものであり、7という数字がどのように出来ているのかを視覚的に表して理解を促すことは、それらを助ける大切な過程になります。

「みずのかさ」の学習では?

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水のかさについての学習では写真のような教具を利用しています。この教具は自分で水の量を変えることができるような仕組みになっていますので、問題の難易度も 変えることが出来ます。「先生に、何L何dLの水を用意してください。」と投げかけるだけで、教具を使って自分で試行錯誤をしながら考えてみるという姿勢を引き 出すことができます。また、補助プリントも用意し単位の変換の学習も行うことができます。

 

オレンジスクールでは子ども一人ひとりの特性に合わせ、学習の手助けとなる教材・教具を日々考えながら作成し、用意しております。

苦手なことでも視点を少し変えてあげれば「できる」体験にたどり着くことが出来るのです。これからもオレンジスクールは、自信や笑顔に繋がる道筋を作っていき ます。

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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。

  • じっとしているのが苦手
  • 準備や時間管理が苦手
  • 空気がよめない
  • 周囲が気になり集中できない
  • こだわりがあり学習にも偏りが多い
  • 文章を拾い読みしてしまう
  • 意外なことで突然癇癪を起す
  • 言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
  • 不登校で勉強が遅れている
  • 整理整頓が苦手
  • 朝の準備に時間がかかる
  • 算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手

放課後等デイサービス オレンジスクール藤沢教室

【TEL】0466−52−5906

【MAIL】fujisawa@orangeschool.jp

【お問い合わせ】 放課後等デイサービス オレンジスクール 藤沢教室

orangeschool.jp

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藤沢教室の半径2Km以内には、本町小学校・藤沢小学校・大通小学校・村岡小学校・鵠沼小学校・新林小学校・高谷小学校・鵠洋小学校・大鋸小学校・大清水小学校・明治小学校があります。

 

※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。

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