苦手なことへのアプローチ ~コンパスの使い方~
こんにちは、オレンジスクール藤沢教室の荒井です。
今年も残りわずかとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今年は新型コロナウイルスの感染拡大が私たちの生活に大きな影響を与えています。また、このような状況でお子さんの心にも大きな影響を及ぼしたのではないでしょうか。
藤沢教室では少しでもお子さんの不安を小さくできるよう、寄り添いながら今後も支援を行って参ります。
さて、今回は三年生で学習する「円と球」の作図の練習(コンパスの使い方)についてご紹介したいと思います。
コンパスの使い方
この単元ではコンパスを使った作図の問題が出題されます。教室に通っているお子さんの中にも、コンパスを使うことに難しさを感じている子がいらっしゃいます。
どのような部分に難しさを感じているのか。
コンパスを使う際に、
- 針を刺し続けるために必要な下に押す動き
- 鉛筆を回転させる動き
この2つの動きを同時に行わなければならないため苦手と感じることが多いようです。
コンパスを使うにあたって最初は「簡易コンパス」を使って練習を行っていきます。中心部分が固定されているため、普通のコンパスよりも簡単な動きで円を書くことができます。
少しずつ慣れてきましたら、「くるんパス」という、持ち手にキャップがついているコンパスを藤沢教室ではご用意しております。キャップのおかげで持ち手が掴みやすく、軽い力で円を描くことができます。
「円が書けた!」という場面が、お子さんの自信や達成感に繋げていくことができます。
療育時間の活用
コンパスに必要な手指の動かし方は、学習時間だけではなく療育時間でも補うことができます。
例えば、藤沢教室で流行っている「アイロンビーズ」には「つまむ」といった指先を使う作業があります。これはコンパスのつまみ部分を持つ際に使う動きの練習になります。
他にも、「けん玉」遊びでは手首を使った動きが多くあり、コンパスを回転させる際の動きの練習になります。
このように自然と遊びの中でコンパスに必要な力を身に付けることができます。
最後に・・・
苦手なことに取り組む時には、段階的に小さな目標を立てて進めていくことが効果的であると考えます。
また、お子さん一人ひとりの特性に合わせた多方面からのアプローチを行い、お子さんの学びに繋げていきたいと思います。
************************
こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- じっとしているのが苦手
- 準備や時間管理が苦手
- 空気がよめない
- 周囲が気になり集中できない
- こだわりがあり学習にも偏りが多い
- 文章を拾い読みしてしまう
- 意外なことで突然癇癪を起す
- 言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
- 不登校で勉強が遅れている
- 整理整頓が苦手
- 朝の準備に時間がかかる
- 算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール藤沢教室
【TEL】0466−52−5906
【MAIL】fujisawa@orangeschool.jp
【お問い合わせ】 放課後等デイサービス オレンジスクール 藤沢教室
************************
藤沢教室の半径2Km以内には、本町小学校・藤沢小学校・大通小学校・村岡小学校・鵠沼小学校・新林小学校・高谷小学校・鵠洋小学校・大鋸小学校・大清水小学校・明治小学校があります。
※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。