発達の課題~高学年編~
こんにちは、オレンジスクール藤沢教室です!
ゴールデンウィークが明け、だんだんと暑い日が増えてきていますね。お子さんたちからは連休中の思い出話がたくさん飛び交っていました!
さて今回は以前ご紹介していた『発達の課題』の中で、小学校中~高学年の課題について考えていきます。
発達の課題とは
文部科学省が出している『子どもの発達段階ごとの特徴と重視すべき課題』によると、小学校高学年のお子さんは以下のような発達段階であると言えます。
- 自分のことを客観的にとらえられるようになる。
- 自己肯定感を持ちはじめる。
- 集団の規則を理解してルールを守るようになる。
個人差はありますが心身ともに成長していく時期です。その個人差に気が付き劣等感を持ちやすくなる時期でもあります。
9歳の壁
勉強面や内面の変化が大きい〈小学校3~4年生〉は、大きく成長する時期ですがその反面不安を感じやすい時期です。
この年代に自己肯定感が失われ、自信を持てなくなることを『9歳の壁』と言います。
〈お子さんの行動の例〉
- 勉強に躓きを感じ、やる気を無くしている様子
- 他の子と自分を比べて落ち込み、自己肯定感が下がる。
〈考えられる原因〉
- イメージしにくい抽象的な学習が増える(億より大きい数・角度など)
- 自分を客観視できるようになり、他の子と自分を比べて劣等感を感じる
- 交友関係が広がり、それに伴ってトラブルも生じる
オレンジスクールでできること
文部科学省によると、小学校高学年の発達において重要な課題として
①抽象的な思考への適応や他者の視点に対する理解
②自己肯定感の育成
③自他の尊重の意識や他者への思いやりなどの涵養
④集団における役割の自覚や主体的な責任意識の育成
⑤体験活動の実施など実社会への興味・関心を持つきっかけづくり
が挙げられています。
藤沢教室ではお子さんが指導員と1対1の学習時間の中でイメージの難しい問題をじっくり解いていったり、学習の難易度を調整しながら達成感や自己肯定感を感じてもらえるような支援をしています。
遊びの時間の中では、お子さん同士が関わって集団遊びをできる機会を作っています。
また、相手のお子さんとのやりとりのきっかけや新しい遊びを知るきっかけ作りを心掛けています。
まとめ
「自己肯定感が高められるような教材の準備と声掛け」
「集団活動に楽しく参加できる環境や療育道具の準備」
をしていき、お子さんたちが教室でよりよい時間を過ごせるようにしていければと思います!
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- じっとしているのが苦手
- 準備や時間管理が苦手
- 空気がよめない
- 周囲が気になり集中できない
- こだわりがあり学習にも偏りが多い
- 文章を拾い読みしてしまう
- 意外なことで突然癇癪を起す
- 言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
- 不登校で勉強が遅れている
- 整理整頓が苦手
- 朝の準備に時間がかかる
- 算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール藤沢教室
【TEL】0466−52−5906
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれています。
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