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今日の藤沢教室(放課後等デイサービス)

今日の藤沢教室(放課後等デイサービス)予定を意識して活動するには?

予定を意識して活動するには?

みなさんこんにちは オレンジスクール藤沢教室です。

汗ばむような暑さを感じる日も増え、夏の訪れを早くも感じますね。

体育祭や運動会など、入学してからはじめての大きな行事を迎えたお子さんも多いかと思います。

さて、本日は『予定を意識して活動するには?』と題し、予定通りに活動することが難しい要因や周りの人ができるサポートについてお話させていただきます!


予定通りに活動する難しさ

記憶の長時間の保持が難しかったり、その日の予定を書き出すことが難しかったりするお子さんは、予定通りに活動ができず、結果として自信を無くしてしまうことも少なくありません。

一概に『〇〇だから予定通りに活動することが難しい』とは言えず、その原因は多岐にわたります。

ここでは予定通りに活動することがなぜ難しいのか、その理由を何点か説明させていただきます。

①決めた予定を覚えていることが難しい。

予定通りに活動することが難しいお子さんは、予定をこなさなければならない時間までその予定を覚えていることが難しい、という事情を抱えていることがあります。

何時に、どこで、何を、どのように、どうするなど細かな予定も勿論ですが、「今日は〇〇しないといけない」など大まかな予定であっても記憶が抜けてしまい、予定通りに活動ができないという結果に繋がってしまいます。

そのようなお子さんは周囲から「やる気がない」「適当にやっている」などと思われることもありますが、本人は「予定を覚えないといけない」と必死になっていることがほとんどです。

このように誤解を生んだまま物事が進んでいき、結果としてストレスから心身の不調に繋がってしまうこともあります。


②予定を決めても、その通りに気持ちを切り替えていくことが難しい

「上手に組めた!」と感じる予定を立てることが出来たとしても、実際に活動する中で「やっぱり〇〇したいな」「〇〇の方がよさそう」と感じることは私たちにとって普通の事かと思います。

例えば「もう少し遊んでいたい」と感じたものの、その後に外せない予定があった場合、名残惜しいけど仕方がないよね、と気持ちを切り替えることが求められます。

予定を管理することが難しいお子さんの中には、そのような気持ちの切り替えが難しく、もう少しもう少しと予定を変更していく中で本来の予定をこなせないということがあります。


③予定の管理ツールを扱うことが難しい

予定を管理することが難しい時、付箋に予定を書いておいたりメモ帳を活用するなど、様々なツールを使っているという方は多いかと思います。

予定を忘れてしまってもこれを見れば大丈夫というツールを用意しておくことは、予定を管理する上で大きな助けになりますね。

一方で、付箋やメモ帳は移動が多く、頻繁に貼る位置や置いておく位置が変わることも少なくありません。

「メモをしたけどそのメモをなくした」「予定を書いた付箋をなくした」という話を聞いたことのある方も多いかと思います。


予定通りの活動を実現するためにできること

ここまで予定通りに活動することが難しくなる要因について説明をさせていただきました。

ここからは、予定通りに活動するために自分で、或いは周りの人ができることについていくつか説明をさせていただきます。

①こまめに予定についての声掛けを行う

「予定を覚えていよう」と意識しても、お子さんによってはどうしても時間がたつと忘れてしまうことがあります。

予定(今している事)の終わりの時間が分からなくなると、物事の終結に向けて遊びの流れや気持ちを調節していくことも難しくなるため、結果として予定通りに活動することが難しくなってしまいます。

頭の片隅に常に時間への意識を持ってもらうために、下記のような声掛けが効果を発揮することがあります。

・「あと〇分で△が終わりの時間だね」

・「あとどのくらいで△をする時間かな?確認してみよう」

・「今している△は〇分までだけど、お片付けもあるからいつ終わらせようか」

・「〇分で次の予定だけど、今している事はどうしようか」

・「(遊びをはじめる前に)今から〇分まで一緒に遊ぼう」

上記でご紹介させていただいた声掛けはあくまで一例ですが、活動の合間でこのような声掛けを行うことによってお子さんが予定を忘れることなく活動する助けになることがあります。

また、「時間を確認しながら活動することが出来た」たという成功経験はお子さんにとって大きな自信となり、「次も頑張ってみよう」と予定をしっかりと守る動機にも繋がっていくことがあります。


②予定の管理ツールを置く位置や使い方を工夫する

例えば家事など家の中で完結するスケジュールの場合は、リビングなど目立つ位置に大きめのホワイトボードを置いて予定を管理する方法が効果を発揮することがあります。

付箋やメモ帳とは異なり、そもそも大きさ故に目立つため視界に入りやすくなります。

また、付箋やメモ帳は手で触れる事のできる距離感まで近づく必要がありますが、ホワイトボードであればその前を横切るときやある程度離れた位置からも予定の確認ができますね。

外出中にスマートフォンをよく見るという方であれば、予定の通知をしてくれるアプリを導入するなど、自然に予定の確認を促してくれるツールを使うことで困り感が軽減することがあります。


まとめ

今回ご紹介させていただいた内容はあくまで一部の例であるため、全ての予定通りに活動することが難しいという状況に対して効果を発揮するわけではありません。

オレンジスクール藤沢教室でも、よりお子さんが予定を無理なく意識して活動ができる方法を今後も模索していきます!

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※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれています。

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