「療育×学習」「療育×発達」により、一人ひとりに寄り添った支援・教育を行います。

オレンジスクール

今日の藤沢教室(放課後等デイサービス)

お金を支払おう!

いよいよ12月、今年も残りわずかですね。

本日のブログでは、

教室で提供している「お金」に関する学習プリントをご紹介したいと思います!


1.使用する教材について

「お金」の学習と一口にいっても、その種類は多岐にわたります。

小銭・お札の計算なのか、おつりの計算なのか、割引の学習なのか、例を挙げたらきりがありません。

藤沢教室ではお子さんにとって何が必要な課題なのかを考え、それに応じて学習教材を変えています。

その中でもお金を学習する中で大きな役割を

はたしているものが「実物のお金」です。

といっても本物のお金ではなく、お金のイラストをもとに制作した疑似お金となっています。

この教材を使うことで、実際のお買い物をイメージしてプリントに臨むことができます。

お子さん達もプリントを解くだけでなく

お金の教材を操作しながら取り組むことで、楽しんで学習に臨むことができるようです。

本日のブログではこの疑似お金を使って取り組む教材のうち、

特にお金を支払う場面に焦点をあてた教材をご紹介したいと思います。


2.サイフからお金を出して買い物をする

この教材は、問題文で指定されている通りにサイフの中からお金を出すプリントとなっています。

問題の種類としては、

  • A おつりがなるべく少なくなるようにサイフからお金を出す
  • B おつりが出ないようにサイフからお金を出す

を行っています。

A「おつりがなるべく少なくなるように出す問題」は、

より実際のお買い物の場面につながりやすいかもしれません。

ピッタリ支払える機会は生活を振り返っても少ないのではないでしょうか。

この問題を解く際には以下のような手順を踏んでいます。

  • 商品の値段を確認する
  • サイフの中のお金を数える
  • 商品の値段に近くなるように支払う

この問題を解くには

480円の商品に対して、400円を支払うのか1000円を支払うのか、

「足りているのか足りていないのか」を判断できる必要があります。

更にレベルアップした問題として、

480円の商品に対して、500円を支払うのか1000円を支払うのか、

どう支払えばよりおつりを少なくできるのかを考えてもらっています。

1000円札で支払うのは容易かもしれませんが、全ての買い物をお札で支払うわけにはいきません。

いつかはお札もなくなり、硬貨の山でサイフが壊れてしまうかもしれませんね。

そのようにならないためにも、

まずはサイフにいくら分のお金が入っているのかを確認していきます。

その上で、おつりがなるべく少なくなるようにするには硬貨でどのように支払えばいいのかを考えていきます。

そのことを確認した上で、支払う練習を行っていきます。


B「おつりが出ないようにサイフからお金を出す」という問題では

Aと同様の手順を踏んで学習を進めています。

「おつりが出ないようにお金を出す」ためには

その硬貨にいくらの価値があるのか」と、

5円と5円を足して10円になるというように「数の合成」を理解している必要があります。

「数の合成」を苦手としているお子さんに対しては、

先生と一緒に声に出して、お金を出す

ような支援も行っています。

また、それだけではなく、

10や50といった比較的小さい数の他にも100や500、1000などの大きな数の計算も同時に練習することもできます。


何度も学習していくことで、自身で

「お金を数える」

「おつりがなるべく少なくなるように支払う」まで

一人で出来るようになってきたお子さんもいらっしゃいます。

難しい課題だとしても段階を分けて考え、繰り返し学習していくことにより

定着して解くことができるようになったようです。


3.最後に

学習には、大人にとって簡単だと思うような問題だとしても

お子さんにとってはすごく難しい問題、のように認識差が生まれることがよくあります。

大人になると経験や知識から素早く問題を解くことができるようになるかもしれませんが、

お子さんはそうはいかないことが多いです。

お子さんにとって、

「何が難しいのか」「何がつまずく原因なのか」を考え、

お子さんに合わせて教材や伝え方を変えていければと思います。

************************

こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。

  • じっとしているのが苦手
  • 整理整頓や準備、時間の管理が苦手
  • こだわりがあり、学習への偏りも多い
  • 他者の気持ちを理解することが難しい
  • 言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
  • 算数や国語の問題内容をイメージすることが苦手

放課後等デイサービス オレンジスクール藤沢教室

【TEL】0466−86-7672

【MAIL】fujisawa@orangeschool.jp

【お問い合わせ】

 放課後等デイサービス オレンジスクール 藤沢教室

orangeschool.jp

************************

藤沢教室の半径2Km以内には、本町小学校・藤沢小学校・大道小学校・村岡小学校・鵠沼小学校・新林小学校・高谷小学校・鵠洋小学校・大清水小学校・片瀬小学校があります。

※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。

※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれています。

************************

Amet mattis vulputate enim nulla aliquet. Id porta nibh venenatis cras sed felis dictumst vestibulum rhoncus est.
[instagram-feed cols=3 imagepadding=2]
Quick links