オレンジスクール

一人ひとりに寄り添った教育・指導なら【児童発達支援・放課後等デイサービス オレンジスクール】
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発達不安・発達障害・LD・ADHD・自閉症スペクトラム・アスペルガー・不登校を抱えるお子さまに。

2018-11-27

新しい活動が増えました!

こんにちは。オレンジスクール藤沢教室です。

 

もうすぐ12月。段々と気温が下がり寒さが厳しくなってきました。

つい先日まで薄着だったお子さんも長袖になり、コートを着て登校するお子さんも増えてきました。

しかし、みなさん寒さなんてなんのその! 元気いっぱいに通ってきてくれています。

 

 

 

 

本日は新しい遊具が増えましたので、ご紹介いたします。

 

 

これは「サスペンド」というおもちゃです。

 

真ん中に立つ棒に順番に凹凸のある針金を乗せていくバランスゲームです。

何本も針金を乗せていくとグラグラ揺れますので、「危なーい!」とみんなで盛り上がっています。

 

針金はさまざまな形・長さがあり、種類によっては乗せにくいものもあります。

 

 

 

お子さんたちはみなさんバランスを見て「ここなら大丈夫!」「危ないかな…」「セーフ!」などとコメントを言い合いながら遊んでくれています。

中にはどれだけ乗せられるかチャレンジしているお子さんもいらっしゃいます。

 

 

このゲームはジェンガのように順番に遊ぶバランスゲームですが、「順番を待つ」「力加減」「見る力」「勝ち負けへの耐性」「指先の微細スキル」などさまざまな練習ができるゲームです。

対人関係が苦手なお子さんにとっては複雑なルールがない分、お友達とのよい関わりの機会も作れます。

 

あるお子さんは先走ってしまいお友達の順番を飛ばしてしまったり、あるお子さんは勢いよく置いてしまって倒してしまったりと一人ひとり難しさは違います。

 

 

 

しかし、「お友達の順番を待とうね」「やさしく真ん中に置くよ」などと声を掛け合い、注意を向けることで徐々にできるようになっています。

最初はすぐに崩してしまっていたお子さんも「やさしく置く」という微妙な力加減を習得して自分の思い通りに針金を置けるようになりました。

 

 

日ごろ「やさしく」「ちゃんと」「しっかり」などの抽象的な言葉を私たちは日常で使っています。

ですが、発達に凸凹があるお子さんにとってこれらの言葉は文脈によっては理解しがたく、どうやって表現したら正解なのかがわかりにくい言葉でもあります。

 

また、手先の微細スキルが苦手なお子さんもいます。

そのお子さんたちにとってはゲーム中ででてくる「指先で針金をつまむ」「持っていた針金をゆっくり離す」など難しさを覚える動きがたくさんあります。

 

 

 

そんなお子さんにとってサスペンドを始めバランスゲームは「やさしく」「ゆっくり」などの言葉を自分の行動で実際に表現できるよい機会となっていますし、手先のトレーニングの機会としての機能も果たせているかと思います。

 

 

ご自分の苦手なことを練習するのは誰でも嫌なことでどう取り組めばよいか…と考えてしまいますね。

 

嫌な活動の中では練習が難しいことでも楽しい遊びだからこそあまりイライラすることなく取り組めることもあります。

指導員として一人ひとりの苦手なことを一緒に考え、楽しい活動の中で練習していきたいと考えています。

 

 

思い通りに置けたときお子さんたちはとてもうれしそうな表情を見せてくれて「上手に置けた!」と指導員にお話をしてくれるお子さんもいらっしゃいます。

 

 

お子さん一人ひとりのこんな達成感を感じられるような素敵な場面を増やしていけるよう一緒に頑張りたいと思います。