読解力の基礎を身に付けよう
こんにちは、オレンジスクールあざみ野教室です。
秋が深まり、朝晩の冷え込みが強くなってきましたね。体調管理には気を付けていきたいものです。また、運動会シーズンとなり、「ダンスを覚えたよ!」と披露してくれたり、「かけっこ得意なんだ~!」と得意げに話をする姿がみられます。
国語の文章読解をする際に、【主語】【述語】を理解していくことは重要です。文章では「~~は……をした」とシンプルな表現を見ることは少なく、「いつ」「どこで」「どのような」「なにを」「どのように」といった修飾語が加わることがほとんどで、この複雑さに悩まされることがあります。
文が長くなると、様々な問題が生じる
- 【主語】【述語】を正しく掴めない
- わからない語句があると、内容をイメージしづらくなる
- それぞれの修飾語が、どの語に繋がるのか判断できない
このようにして意味を捉えることが難しくなり、「よくわからないから読みたくない」と苦手意識に繋がってしまいます。また、主語を見落としてしまいやすくなるため、文章読解の際にも「誰が」を誤ってしまうことがあります。
長文に挑戦する前に
修飾語には「いつ」「どこで」「どのような」「なにを」「どのように」といった様々な表現が用いられます。急に長い文を理解することは、読むことが苦手なお子さまにとって負担になることです。まずは、
①【主語】【述語】を正確に読み取る
②様々な文章に触れてインプット量を増やし、「知ってる!」という言葉を増やす
といった取り組みをしていきます。
まずは二語文をマスター
単語同士の関係性の理解を着実に深めるために、二語文から始めていきます。
①「誰が、どうする」
②「何を、どうする」
③「誰が、何をどうする」
なぞり書きから取り組み、徐々に空欄を増やして負荷をかけ「考える」という作業を増やしていきます。
学習時だけでなく、日常会話を通じて文章力の訓練を行うことも可能です。「倒れたよ」と一語文で話すお子さまには「誰が?」「何を?」と具体的に質問をしていき、最後に「敵が、ロボットを倒したんだね」とまとめて伝え直すことで、身近な内容から徐々に語彙力・文章力をレベルアップしていくことができます。
この作業に慣れてきたら、【修飾語】を加えていきます。この続きは、また別の機会でご紹介させていただきますね♪
今回は、読解力や表現力の基礎となる取り組みをご紹介させていただきました。教室でも、職員の言葉を真似て繰り返して使うことで、表現力が広がったなぁと感じることが多々あり、私たちも嬉しく思っています。今後も、お子さまに寄り添いスモールステップで学習・療育の支援をさせていただきます。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- じっとしているのが苦手
- 準備や時間管理が苦手
- 空気がよめない
- 周囲が気になり集中できない
- こだわりがあり学習にも偏りが多い
- 文章を拾い読みしてしまう
- 意外なことで突然癇癪を起す
- 言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
- 不登校で勉強が遅れている
- 整理整頓が苦手
- 朝の準備に時間がかかる
- 算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクールあざみ野教室
【TEL】045-532-3738
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【お問い合わせ】オレンジスクール あざみ野教室
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。