角を正確に読み取るために
こんにちは!オレンジスクールあざみ野教室です。
気温が低くなり、日が落ちるのも随分と早くなって、一気に秋になったように思います。
この時期は夏の疲れが出てくる時期でもありますので、体調管理には気を付けていきたいですね。
今回は小学校4年生の算数で学習する「角」の単元から、角の読み取りについて、教室での支援方法をご紹介させていただきます。
「直角=90°」「真っ直ぐは180°」と体を使って覚える
学校でも、分度器を習う前に「直角=90°」を復習してから分度器を使います。
90°と180°は角度を測るうえで目安の角度となるため、見ただけで「90°より大きい!」「180°より小さい!」と分かるように覚えておくと便利です。
- 両腕をウルトラマンのように交差させ「直角は90°」
- 両腕を横に広げて「真っ直ぐは180°」
などと体を使って表現することで「90°」「180°」がどれくらいの大きさかを覚えることができるお子さまもいらっしゃいます。
角度の予想を立てる
分度器には「100」と書かれている下の方に「80」と書かれています。
そのため「80°」の角を間違って「100°」と読み取ってしまうことがあります。
この間違いをなくすために「90°よりは小さくなりそうだな」「90°よりは大きくなりそうだけど、180°よりは小さくなりそうだな」などと予想を立てることが大切です。
予想を立てることが定着していないお子様には「90°よりは大きくなりそう?」「180°より大きいかな?」などと声を掛けることで、予想を立ててから角度を測ることができるよう支援しています。
プリントの工夫
角度を読み取る際、分度器がずれてしまったり、読み取る角度の線を見失ってしまったりして、正しく角度を読み取れないことがあります。
そのため、あざみ野教室では、3つの工夫をしています。
- 分度器が印刷されているプリントを準備
- 分度器の目盛りを見やすくするためにプリントを拡大する
- 「読み取る角度」と「近くの10単位のめもり」にペンで色を付ける
特に3つ目の「近くの10単位のめもりにペンで色をつける」ことで「20°から30°の間かな?」と予想を立てることができ、角度の問題に苦手意識があるお子さまでも取り組むことができています。
今回は「角の読み取り」について、教室での支援方法をご紹介させていただきました。
オレンジスクールあざみ野教室では、これからも一人ひとりに合わせた支援に努めてまいります。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- じっとしているのが苦手
- 準備や時間管理が苦手
- 空気がよめない
- 周囲が気になり集中できない
- こだわりがあり学習にも偏りが多い
- 文章を拾い読みしてしまう
- 意外なことで突然癇癪を起す
- 言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
- 不登校で勉強が遅れている
- 整理整頓が苦手
- 朝の準備に時間がかかる
- 算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクールあざみ野教室
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。