「療育×学習」「療育×発達」により、一人ひとりに寄り添った支援・教育を行います。

オレンジスクール

今日のあざみ野教室(放課後等デイサービス)

本心は表情より言葉で

こんにちは!
放課後等デイサービスあざみ野教室です。

7月になり、太陽にじりじりと照らされる日々が増えてきました。
暑さに負けず、お子さまは元気に明るく登校されています。
熱中症対策にもより一層力を入れ、お子さまが自身で体調管理ができるよう支援して参ります。

今回は、感情や気持ちへの支援についてお話します。

〇感情の表出

感情は、大きく分けてうれしいや楽しい、わくわくする等の肯定的な感情と、怒っていたり悲しい気持ちやモヤモヤした気持ち等の否定的な感情に分かれます。


あざみ野教室に来ているお子さまの中には、どちらかに気持ちの偏りが見受けられ、感情の表出にばらつきがあるお子さまもいらっしゃいます。


肯定的な感情が出やすいお子さまは一見ポジティブで明るい様子に見えますが、内面には否定的な感情にふたをしており、自宅で癇癪が起きたり、嫌だったことを相手に伝えることが出来ずにいじられキャラとなってしまいモヤモヤが蓄積してしまいます。


また反対に否定的な感情が出やすいお子さまは、ゲームに負けた時に手が出てしまったり、お友達や職員に注意を受けた際に自己処理ができずに自分の殻にこもってしまうこともあります。

〇感情のバロメーター

自身の感情がどのくらいのレベルなのかを可視化できる教材です。


状況や出来事のカードについて、どのくらいうれしいか、悲しいかについて考えてもらったり、癇癪が起きた後の振り返りをする際に今の気分を数字であらわしてもらっています。


気持ちは自分の心の中を表しているので、なかなか言語化することは難しいですが、数字で可視化をすることで、落ち着いてきた際にクールダウンができたこと(数字が減ったこと)を自身で感じるものさしにもなっています。

〇感情カード

感情と一言で言うと、喜怒哀楽が最初に思いつくと思います。が、感情カードは「安心した」や「うんざりした」等の少し複雑な感情についてのカードもご用意しております。


カードの山札から1枚引いてもらい、出たカードの気持ちになる事象や出来事、経験等をコミュニケーションを通じて語ってもらう支援をしております。また、嬉しい出来事や悲しい出来事についてお子さまからお話があれば、その時の気持ちに一番近いものを選んでもらい、気持ちの言語化を図っています。


感情カードは40枚あるため、ポジティブ感情とネガティブ感情に分けてどちらが多いかを見比べているお子さまもいらっしゃいます。


ネガティブな感情をあらわすカードの方が枚数は多いのですが、捉え方によってポジティブな感情と捉えることもできるカードもあるので、お子さまにカードを分けてもらうことで、ひとりひとりの気持ちの言葉についての解釈を知ることもできます。

〇まとめ

今回は感情の表出についての支援をお話しました。


目に見えない感情について、視覚化することは、自身の気持ちに気づくことにもつながり、自身の気持ちをコントロールが出来るようになる一歩となります。


色んな感情の表出の仕方がありますが、社会に出ていく子どもたちにとって、言葉で気持ちを表出できる力は将来必要不可欠です。


今後も、お子さまに合った感情や気持ちのコントロールについての支援をして参ります。

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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。

  • 見通しを立てるのが苦手
  • 自分の考えをうまく表すことができない
  • 空気がよめない
  • 周囲が気になり集中できない
  • こだわりがありお友だちと協力しづらい

放課後等デイサービス オレンジスクールあざみ野教室
【TEL】045-532-3738
【MAIL】azamino@orangeschool.jp
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