はじめてのおつかい?!
こんにちは!放課後等デイサービスあざみ野教室です。
運動会も終わり、冬の大イベント”クリスマス”のお話もお子さまたちから聞くことが増えてきました。
気が付けば日脚が短くなり、だんだんと寒さが厳しい季節になりましたね。
オレンジスクールでは、年2回「地域活動」と称して、外出の支援をおこなっております。
あざみ野教室では、10月に「お買い物に行こう!」という活動をおこないました。
今回は、お金の学習について、あざみ野教室でおこなっている様々な支援をご紹介いたします。
お金ってどう教えたらいい?
自立支援の中でも、お金についての学習はとても大切です。
お金の種類を覚えるのはもちろん、両替やお会計に合わせて支払う額を調整することは、日常生活で重要になってきます。
令和になってから、キャッシュレス化が進み、切符を買わなくてもPASMOやSuica等の交通系ICを持っていれば、電車に乗ることができます。
また、コンビニやスーパー等いろいろなお店で、PaypayやID、QUICPay等のQRコード支払いができます。
便利な世の中になっておりますが、お子さまはお金について学ぶ機会が減ってきています。
あざみ野教室のお子さまも、療育時間にお店屋さんごっこをしていますが、「支払いはPaypayで!」「クレジットカードで!」等と、お金を使わないごっこ遊びをしているお子さまもいらっしゃいます。
お金についての学習支援
学習教材では、お金の写真を見ていくらあるかを判別する学習や、両替のプリントを用いて、お金についての学習をおこなっています。
また、お財布の中の金額と買うものの金額を照らし合わせて、適切な額を払えるように支援しております。
実戦形式の支援では、商品カードから欲しいものを選び、財布の中に合うお金を見て、適切な額を職員に渡せるよう支援しております。
また、おつりや残高を計算してもらい毎回確認することで、お金の管理が出来るよう支援しております。
お買い物に行こう!
10月の地域活動「お買い物に行こう!」では、教室のお金をいくらかお子さまに渡して、次月以降の創作活動に使用する材料を買いに行きました。
活動中は、中高生は自由に売り場を回り、堂々とした様子でお子さま自身が気に入った材料をお買い物する様子が見受けられました。
反対に、低学年等のお子さまは、レジでお金を払うのは初めてで、緊張した面持ちでお買い物をおこなっていました。
日常生活では、保護者の方と一緒にお買い物に行き、おこづかいでおやつやおもちゃを買うことがあると思います。また、近くのコンビニやスーパーにおつかいを頼まれ、必要なもの選び購入することもあると思います。
実際にお店に行き、お子さまの欲しいものがたくさんある中で、必要なものを吟味して選択し購入することができました。
まとめ
お金についての学習は、お子さまも興味や関心を持ちやすく、より身近に感じることが出来る学習です。
欲しい物を手に入れるためには、お金が必要であること、品物とお金の交換があって初めて品物を手に入れることができること、品物には決まった値段があることなどに気づいてもらい、物の値段と財布のお金を照らし合わせて、正しくお金を支払うことを実践形式で学んでいます。
あざみ野教室には、療育玩具のレジスターやお金のすごろくもご用意しております。
小学校低学年のお子さまも、レジスターを使ったお店屋さんごっこ等で遊び、楽しくお金について学ぶことができています。
あざみ野教室のお金すごろくは、お子さまと職員が協力してコマの指示を考えて作りました。
すごろくで遊ぶことで、手持ちのお金が減ったり増えたりしていく様子を体験してもらい、お金の管理に意識を向けることで自立に向けた第一歩♪となっております。
時代とともに、お買い物の形も変わってきていますが、お金やお買い物に興味を持ち、金銭管理をしながら適切にお買い物ができるよう今後も支援して参ります。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- 見通しを立てるのが苦手
- 特定の科目に苦手さがある
- 言葉の裏を想像できない
- 周囲が気になり集中できない
- こだわりがありお友だちと協力しづらい
放課後等デイサービス オレンジスクールあざみ野教室
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【MAIL】azamino@orangeschool.jp
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