【教育×療育】オレンジスクール 次の行動に繋げるためのお子さまへの接し方 放課後等デイサービス 青葉台教室
本日は、お子さまと接する上での大事なお話しをします。
これは、お子さまをお預かりする放課後等デイサービス オレンジスクールでは基本的な考えなので、オレンジスクールに通われていないご家庭でも取り組んで欲しいことです。
自己肯定感(セルフエスティーム )のお話しを以前少ししましたが、セルフエスティームとは自分が大切な存在であると肯定的に捉える感覚をいいます。要するに自分に自信を持って生活をする感覚となります。その為、お子さまが行動・コミュニケーションを取るうえで高ければ高いほど良いです。
発達障害のお子さまは、このセルフエスティームが低くなりやすいです。
障害を理解しない大人からの心無い注意や、周囲との比較がそうさせます。
低くなったまま放っておくと「自分は何をやってもうまく出来ない」とプライドが低くなり、何事に対する意欲も無くなり、子どもでもうつ病になります。
では、セルフエスティームを高めるにはどうすればいいのでしょうか?
答えはご自身の状況に置き換えれば、すぐに導き出せます。
褒めること・肯定することです。そして否定しないことです。
例えば、手の込んだ料理を作った時に「美味しくない」と言われたら、どう思いますか?その料理は二度と作りたくないですよね。ひどい言われ方をすると、もう料理すら作りたくありませんよね。でも、「これ、美味しいね」「また作ってね」と言われると、作り甲斐がありますよね。
そして、もう一つ取ってはいけない行動があります。例えば、折角作った料理を無言で食べられたり、何の反応も示されなかったら悲しくありませんか?「作ってもらって当たり前」という対応は、褒めていないことになります。それが続くとだんだんとモチベーションが下がりますよね。
褒められる・肯定されるということは、大人でもうれしいものです。そして次の行動(もっと手の込んだ料理を作ろう)に繋がります。逆に褒められない・否定されるということは、大人でも悲しいものです。次に繋がりません。
大人でも感じる感覚なのですから、敏感・多感な子どもたちには沢山褒めてセルフエスティームを高めていって、次への学習意欲に繋げていってあげたいです。
だから、お子さまには「出来て当たり前」としないで、沢山の褒める言葉をかけてあげてください。
そして自己肯定感(セルフエスティーム )を高めてあげてくださいね。
+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
お子さまの学校生活において、気になる点や学習における不安な点はございませんか?
些細なことでもかまいません。まずはお問合せください。
MAIL aobadai@orangeschool.jp
TEL 045-981-7388
+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*