【教育×療育】オレンジスクール 「読む」が苦手なお子さまへの「速読」 放課後等デイサービス 青葉台教室
こんにちは。
放課後等デイサービス オレンジスクール 青葉台教室の小川です。
今回は前回の「「読み・書き」が苦手なお子さまについて」でふれました「速読」についてお話ししたいと思います。
本を読むのが苦手な原因としては、以下のようなことがあります。
- 目で文字を追うことに慣れていない
- 同じ行を読んでしまったり、読んでいる箇所を見失ってしまう
- 【文字】→【単語】→【音声化】→【実物のイメージ】と頭の中で沢山の変換ロジックが働いてしまう
- その時その時の文字で文章のイメージが理解できないために、先を読むことに躊躇してしまう
一般的に速読とは文字通り速く文書を読むことですが、オレンジスクールでは先の苦手な原因を克服するために「FC速読」という療育メニューを取り入れています。
FC速読では・・・まず、お子さまにあった本を選択します。これは初めのうちは、好きな本・童話や昔話などの馴染みのある本・読みやすい本になります。そして選択した本の文字を、0.5倍速から1.5倍速で調整した音声データに合わせて目で追います。最初は0.5~0.8倍速から始めますが、慣れてきたら徐々に速度を上げていきます。
音声データは、童話や昔話、絵本や伝記、小説など様々な種類があるため、子どもたちは好みに合わせて楽しく取り組むことができます。
また子どもたちは、音声データに沿った文字情報を見失うことを極端に嫌う傾向があり、FC速読に没頭します。これが集中力の養成に大きく役立ちます。
通常、私たちは文字情報を認識するとまず左脳で音声情報に変換をし、記憶をしている画像情報と紐づけます。 しかし、FC速読をやることにより、左脳を介して文字情報を音声に変換することなく、数個の文字のかたまりをまとめて見て、文字情報を画像情報として認識することができるようになります。 たとえば、文章の中に「自転車」や「じてんしゃ」という文字が出てくると、通常は頭の中で「じ」「て」「ん」「し」「ゃ」と音声情報に変換し、その後で自転車をイメージします。しかしFC速読を身に付け、「自転車」や「じてんしゃ」という文字を見ると、瞬時に自転車自体の画像情報が右脳でイメージされるようになります。
そしてオレンジスクールでは、教育×療育として他にも様々な効果を望んでFC速読を取り入れています。
- 読書への興味を持つ
- 集中力の養成
- 右脳の発達
- 情報を吸収する力の向上
- 読解力や漢字力の国語力の向上
- 自分に自信を持つ
- コミュニケーションへの勇気
お子さまは好きな本を選べるので、興味を持ちながら読むことが出来ます。速読能力とともに右脳を鍛えることにより、より多くの情報を吸収する力が備わります。また、FC速読をマスターしたことにより自信がつき、更に語彙力が増えたことと相まって、周囲へのコミュニケーションに一歩を踏み出せます。
文章を読み理解するまでに時間がかかり、授業の速さについていくことが精一杯になってしまうお子さまもいらっしゃるのではないでしょうか。
FC速読に興味がある方は、ぜひご連絡ください。
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