10cmってどのくらいの大きさ?
新年あけましておめでとうございます。オレンジスクール青葉台教室です!
2024年は「辰年」となり、街並みもお正月らしく見ていて楽しめる装飾が素敵ですね。
今年の冬は暖冬といわれておりますが、子どもたちの体調の変化に備えて温度管理や乾燥対策などできることに取り組んでまいります!
ご挨拶が遅くなりましたが、本年も何卒よろしくお願いいたします。
さて、今回のブログは大きさの感覚を掴む支援について、お話させていただきます。
身近な大きさの基準をつくろう!
小学生は大きさを表す単位(長さ・かさ・重さなど)を数多く学びます。ですが、習った単位も実際に使う機会がないと大きさの感覚を身につけることは難しいものです。
例えば、長さの単位には
- mm(ミリメートル)
- cm(センチメートル)
- m(メートル)
- km(キロメートル)
と大きくわけてこのような単位があります。
上記のような単位の種類があることを理解し、定規用いて「この線は何cmあるのか」といった問題を解けていても、実際に職員より、「10cmってどのくらいの大きさ?」「1mってどのくらい?」と子どもたちに質問すると、実際よりも大きすぎたり、小さすぎたりと大きさの感覚にずれが生じている場面が見受けられています。
大きさの感覚を身につけるためには、
基準となる 自分の指の長さや手のひら・足の大きさ
など自分にまつわる数値を知っておくと効果的です!
さらに、子どもたちとの会話にて、靴が新しくなったことや身長が伸びたことを話す機会があると思います。
青葉台教室では自分にとって馴染みのある数字を知るため、
・新しい○○さんの靴は、何cmくらいですか?
・154cmだから、これから洋服は大人用も着れると思いますか?
と、大きさについて詳しく考える質問を投げかけ、大きさの概念に意識をむける支援を行っています。
すると、思っているよりも自分の足が大きい・小さいことを知れたり、自分が知っている情報から洋服や靴を購入するときのサイズ選び、または該当する物がどのくらいの大きさかをイメージ(自分の手よりは大きい・小さいなど大きさを比べて考える)して、実生活に応用をきかせたりすることができます。
小さな会話の積み重ねから、大きさの感覚を身につけていきましょう!
大体の大きさを予想してみよう!
物の大きさを予想する問題として、このような内容をご用意しています。
改めて、問題の数字を見るだけでは、どの答えを選べばよいかの判断が難しいものですよね!
教室内で取り組んだ解答状況から、この問題をスラスラ解ける児童は、定規・メジャーで実際に計測するといった行動を伴う経験が多いと感じています。
そのため、経験が少なくイメージが難しい際には、プリントから数字や物から大体の大きさを予想できるよう、行動を伴う経験を繰り返して理解を深められるように支援しています!
今回は大きさの概念についてのお話でしたが、その他の日常生活において知っていると便利な知識を学べるよう、今後も内容を考えてまいります!
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・じっとしているのが苦手
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。