
鉛筆の持ち方について

こんにちは!放課後等デイサービス オレンジスクール青葉台教室です!
7月に入り35度以上の猛暑日が増え、青葉台教室ではお顔を火照らせながら登校されるお子さまの姿が見られています。
そのため、登校後は今まで以上に水分補給の声掛けや扇風機を使ったクールダウンの時間を設け、無理せずに取り組めるよう、環境整備と声掛けを実施しています。
さて、今回のブログは【鉛筆の持ち方について】の支援をご紹介いたします。
文字を書くとき ~こんなことはありませんか?~

ご利用いただいている保護者様・支援を行う職員がお子さまの取り組みを見て気付くことがあります。
それは・・・、
「真っすぐや曲がった線が書けない」
「枠から文字がはみ出してしまう」
「鉛筆の持ち方が安定していない」
というものです。
発達障害のお子さまが抱える問題として、こちらの3つの内容は多く見られるものかと思います。
なぜ筆圧が安定せず、文字を書くという書字に難しさを感じているのか、原因の1つとして鉛筆の持ち方があります。そこで、青葉台教室ではお子さまの持ち方に注目しながら、書字の安定化を図っています。
様々な持ち方のパターン
お子さまには発達の段階があり、鉛筆の持ち方も成長に合わせた順番があることをご存じでしょうか。
①手で握って持つ

②つまんで支えながら持つ

③3点(親指・人差し指・中指)で支えて浮かせながら持つ

未就学の時期から、①から③に移行し、少しずつ正しい鉛筆の持ち方に変化していきます。
クレヨンや鉛筆といった筆記用具での書字は、微細運動(びさいうんどう)の1つであり、非常に細かな動きを伴う高度な作業のため、日々の積み重ねにより正しい持ち方が実現されていきます。
なお、教室を利用されるお子さまの持ち方として見られるのは・・・、



鉛筆を握る力が弱く、親指・人差し指・中指のどれかに力が集中してしまう持ち方や、
鉛筆の先が見えずに字形が確認しにくい持ち方などです。
正しい持ち方を知ろう!

正しい持ち方は、上の写真のように 親指・人差し指・中指の3点で支え合う持ち方です。
青葉台教室では、持ち方グリップなどで指の位置を意識し、鉛筆の持ち方を正すことができるように支援しています。

最後に・・・
鉛筆を正しく持つことは文字の綺麗さや安定に繋がります。
ですが、何よりも大切なことは文字を書くときの「楽しい!」「書きたい!」と思える瞬間ではないでしょうか。
青葉台教室ではお子さまの気持ちを汲み取りながら、文字を書く負担を軽減しつつ、書く楽しさを感じることができるような取り組みを提案できればと考えています。
また、その他内容でも日常生活や学校生活でお困りごとがありましたら、お気軽に教室までお問い合わせください♪
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
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※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。