比の利用
こんにちは、オレンジスクール青葉台教室です。
だんだんと暖かい日が増え、子どもたちからは「暑い~!」という声も聞こえるようになってきました。
また、新年度に向けて気持ちがそわそわする子も見られます。
青葉台教室では、子どもたちが明るい気持ちで春を迎えられるように、引き続き支援をさせていただきます。
比 ~割合の表し方~
さて、今回は算数で習う「比」の単元の学習支援についてご紹介します。
日常生活においても、物事を対比して考えることは度々あります。
例えば、「果汁100%」のぶどうジュースと「果汁20%」のぶどうジュースでは、内容物が大きく変わってきます。
そのため、正しく比を理解する力は生活力にも繋がると考えられます。
こちらは、料理を通じて比を考える問題です。
比の計算ができれば、人数に合わせて柔軟に料理をすることができます。
また、この問題では「しょうゆの量をもとにしたみりんの量の割合を求める」というふうに、割合の学習に繋げて考えることもできます。
〈比べられる量〉÷〈もとにする量〉=〈割合〉という式に当てはめると、
比は、「みりん:しょうゆ=1:2」のため、みりんの量の割合は、「1÷2=1/2(割合)」と求めることができます。
比の利用
数字だけで分量を具体的に想像しづらい場合には、線分図に表すことでイメージがしやすくなります。
この問題の場合、砂糖の量を考える際には2通りの方法が考えられます。
- 小麦粉の重さを1とみて、砂糖の重さを考える
小麦粉と砂糖の重さの比は3:1のため、
小麦粉の重さを1とみると、砂糖の重さは1/3にあたります。
このように考えることができれば、
(小麦粉の重さ)×1/3=(砂糖の重さ)になることがわかり、
120×1/3=(砂糖の重さ)と立式でき、砂糖の重さは40gだと導き出せます。
- 砂糖の重さを☐gとする
砂糖の重さを☐gと表すと、以下のように等しい比として考えることができます。
(小麦粉):(砂糖)=3:1=120:☐
小麦粉の重さは3→120と、40倍になっていることがわかります。
砂糖の重さも同様に、1×40=☐と計算すると、砂糖の重さは40gになることが導き出せます。
このように、比を利用した計算は日常生活においても活用場面が多くあるため、子どもたちがより想像しやすくなるように学習をサポートしています。
今後も青葉台教室では、子どもたちの学びを身近な生活場面に活かせるように支援をしてまいります。
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