作文についての支援
こんにちは!オレンジスクール青葉台教室です。
2月は節分やバレンタインなど楽しみな行事がある季節ですね!青葉台教室では節分に向けて、折り紙で鬼をつくったり、福豆やお花に色を塗ったりと準備をしました。
そして、今回は誰もが苦手意識を持つ「作文」についてのお話をさせていただきます!
文が書けないと悩む子どもたち
小学生になると、「日記」や「感想」を書く機会が多くなりますね。
作文を苦手とする子どもたちにとって、「一日日記」や「思ったことをまとめる感想文」等、このような自由度の高い抽象的な宿題は、「わからないよ。」「書けないよ。」と混乱が生じやすい内容になります。
また、姿勢保持や学習への意欲維持が難しく、学習時間に椅子に座り集中を保つことでも、精いっぱいな場面があるかと思います。
そのため、青葉台教室では作文のテーマを発達段階や理解度にわけて、スモールステップを踏みながら少しずつ課題に取り組むことができるように支援しています。
はじめの躓き~テーマ決め~
そもそも、作文の課題は学習習熟度が高く、はじめから作文を書くことが得意なお子さんは少ないと感じるほど、多くの子どもたちが困り感を抱えているものです。
例えば「一日日記」では、「朝にご飯を食べたり、勉強が大変で疲れたり、あとはゲームをして楽しかったな。」と言葉では表現しても一番書きたいことがまとまらない姿や、「なにも思い浮かばないよ。」と書く内容の視点を決められず、文章にするためのイメージが難しい姿が見受けられています。
その解決策として、「抽象的なテーマから具体的なテーマを決めること」を子どもたちに提案しています。
(抽象的)「今日おこなったことについて」というテーマから、
→(具体的)「朝、学校に行く前になにをしたか」「学校で覚えている授業や行事について」
と「いつ」「どこで」「どうした」という視点を決めると、型に合わせた単語を思い浮かべられることから作文が進めやすくなります。
説明する文章づくり
また、青葉台教室ではでは小学1年生で学ぶ単元の「せつめいする ぶんしょうをかこう」から、作文練習における学習支援を考え、提供しています。
はじめに課題に取り組むことができなかったとしても、職員より、「りんごってどんな食べ物かな?」とお伺いした際に、子どもたちから、「りんごは赤い食べ物だよ。」と作文に繋がる言葉や内容が聞かれています。その後は職員と対話をしつつ、文章に起こすことができるようにスモールステップを踏んでいます。
そして、語彙がある程度広まった段階にて、画像のような「お仕事を説明しましょう」というワークシートを取り入れ実践を重ねています。
今後も困り感を抱える子どもたちにとって、少しずつ挑戦できる環境づくりができるように日々精進してまいります。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- じっとしているのが苦手
- 準備や時間管理、整理整頓が苦手
- こだわりがあり学習にも偏りが多い
- 意外なことで突然癇癪を起す
- 言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。
S.K