ハロウィンの療育について
こんにちは!オレンジスクール青葉台教室です。
秋も深まり、朝夕は肌寒さを覚えるようになりました。
子どもたちにとって秋は、運動会や文化祭などの行事を楽しめる季節でもありますね。
青葉台教室では季節を感じる療育の一つとして、ハロウィンの工作を行いました!
今回のブログでは、ハロウィンの工作を行う子どもたちの様子をご紹介させていただきます♪
ハロウィンの作品集
こちらは色画用紙と紙コップでつくったカボチャです。
まずは、色画用紙の色を選ぶところからスタート!
「カボチャは緑色かなぁ」「ピンクが好きだからピンク色にしよう」
と話しながら、子どもたちは思い思いにカボチャの色を選びます。
工作は、一人ひとりの思いを表現することができますね。
青葉台教室では、オレンジや緑、赤やピンクなど、色とりどりのカボチャが出来上がりました。
こちらはトイレットペーパーの芯と色画用紙でつくったコウモリです。
トイレットペーパーの芯の先端をへこませてコウモリの耳と脚を表現しました。
「どうやってこの形にするの?」と、見本を見ただけでは形づくるのが難しい様子もみられましたが、「ここをこうやってへこませるとこの形になるよ!」と実際に職員がお手本を見せると「なるほどね」とその過程を理解し、子どもたち自らの力で形づくることができました。
目や牙などをつくるのは細かい作業ですが、色画用紙に下書きをし、お手本と見比べてハサミで色画用紙を切り、コウモリの表情を生み出すことができました!
工作療育を通じて育まれる力
子どもたちがつくったカボチャやコウモリはどれ一つとして同じものはなく、多様な表情を浮かべています。
工作は、子どもたちの「この色が好き」という気持ちや、「かっこいい翼にしたい」という思いなどを豊かに表現できる場だと感じられますね。
また、頭の中で想像したものを実際に形づくるのは、意外と難しい作業です。
色画用紙でコウモリの目をつくろうとしていた子が、「あれ、小さく切りすぎたなぁ」と呟くことがありました。
工作は、想像したものを現実世界で創造する体験が手軽にできます。
想像したものと実際につくったものにギャップを感じて試行錯誤する。想像に近づけるためにはどう手を加えれば良いだろうと考える。
このように思考を重ねていくことで、新しいものを一から創り出す力や、諦めずに試行錯誤する力が培われていくのではないでしょうか。
さらに、誰かと一緒に行う工作では、自分の力量を知って他の人に協力を求められるようになったり、役割分担について知ることができたりします。
「コウモリの目と牙は先生がつくってくれないかな。僕はそれを貼る係をするから」
一度つくってみて自分は細かい作業が苦手だとわかり、このように伝えてきてくれた子もいます。
協力してつくったため、短時間で多くのコウモリをつくることができました。
そうして役割分担をしてコウモリをつくり上げていましたが、職員が牙や目をつくる様子を観察していたのでしょう。
いつの間にか役割分担を提案したその子自身で目と牙をつくることができるようになっていました!
子どもたちは、目で見て、耳で聞いて、手で触れて、たくさんのものを吸収して可能性をつくり出している…!と感動した一コマでした。
今後も、子どもたちと一緒により多くの可能性を見出せるよう支援させていただきます。
************************
こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- じっとしているのが苦手
- 準備や時間管理が苦手
- 空気がよめない
- 周囲が気になり集中できない
- こだわりがあり学習にも偏りが多い
- 文章を拾い読みしてしまう
- 意外なことで突然癇癪を起す
- 言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
- 不登校で勉強が遅れている
- 整理整頓が苦手
- 朝の準備に時間がかかる
- 算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール青葉台教室
【TEL】045−981−7388
【MAIL】aobadai@orangeschool.jp
【お問い合わせ】 放課後等デイサービス オレンジスクール 青葉台教室
************************
青葉台教室の近くには、青葉台小学校・榎が丘小学校・藤が丘小学校・もえぎ野小学校・つづじが丘小学校・田奈小学校・桂小学校・恩田小学校・さつきが丘小学校・みたけ台小学校・鴨志田第一小学校があります。
※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。