
つなぎ言葉を知って説明上手になろう!

こんにちは!放課後等デイサービス オレンジスクール青葉台教室です。
あっという間にもう10月となりましたね。10月はハロウィンという行事がある月であり、青葉台教室ではお子さまたちより、「ヨッシーに仮装するんだ!」「今度学校でハロウィンパーティーがあるよ!」と楽しみなイベントとして準備されている言葉が聞かれています。
当スクールではハロウィンを意識してカボチャやおばけなどの掲示物を飾りました!
つなぎ言葉を知ろう!
さて、今回のブログでは【つなぎ言葉(接続詞)】の学習支援についてご紹介させていただきます。
つなぎ言葉(接続詞)は、言葉と言葉、段落を繋いだり、書き手や話し手の気持ちを表す手段で用いることがあります。
接続詞は詳しくご説明すると、以下の様に細かく分かれています。

◆順接…前の事柄が原因や理由になり、後の事柄が結果や結論となる。
だから、それで、ゆえに、そこで、すると、したがって、よって など
◇逆接…前の事柄の内容とは逆の内容となる。
が、だが、しかし、けれど、けれども、だけど、ところが、とはいえ、それでも など
◆添加/並列…前の事柄に後の事柄を付け加える/並べる
そして、それから、また、しかも、その上、さらに、なお、かつ、および、ならびに など
◇説明・補足…前の事柄をまとめたり、補ったりする。
なぜなら、たとえば、ただし、ちなみに、要するに など
◆対比…前の事柄と後ろの事柄を対比する。
逆に、一方 など
◇選択…前後の事柄のどちらかを選ぶ
または、あるいは、それとも、そのかわり、むしろ、ないしは、いっぽう、もしくは など
◆転換…話題を切り替える。
さて、ところで、では、それでは、次に、ときに、それはさておき など
◇換言…同じ事柄を別の言葉で言い換える。
つまり、すなわち、要するに など
このように普段から何気なく使用している言葉ですが、何かについて説明をする、表現をする際には必ず使用するため、つなぎ言葉を正しく理解することで問題文章をスムーズに読み取ることができます。また、言葉の表現の幅が広がることで、より詳しく相手に状況や自分の気持ちを伝えることができるようになります。

青葉台教室内でも、文章を組み立てて自分の気持ちを話したり、説明したりすることを苦手として、端的な言葉や単語であったり、身振り手振りのみで伝えようとする子ども達が多く伺えます。
~例として、ある日の教室内でのやりとり~


★子どもたち ☆職員
★「先生、鉛筆。」 ☆「鉛筆がどうしましたか?」
★「ない。」 ☆「なぜ、ないのですか?」
★「忘れた。」 ☆「鉛筆を忘れたから、どうしたいのですか?」
★「貸して欲しいです。」
→このような子ども達からの要望には、「鉛筆」「ない」「忘れた」「貸りたい」を、初めから「鉛筆を忘れたので貸して欲しいです」に組み立てて円滑に伝えられるようにお声掛けをしています。
「何が」「どうだから」「どうなのか/どうしたいのか」を順序だてて説明ができないと、正しく相手に自分の気持ちや要望が伝えられず、例えばお友だちに優しい気持ちで発した言葉でも、別の意味で伝わってしまい誤解をされてしまうかもしれません。
学習や読書のタイミングから
さらに、読書感想文・つなぎ言葉の練習プリントに取り組むことで、まずは「こんなものがあるんだ」「こんな風につかうんだね」と、漠然とでも「存在」や「使用パターンを知ること」により、その後の学びに繋がっていくのではないかと思います。



今後も子ども達の良いところを伸ばしていける様に支援していきます。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・じっとしているのが苦手
・準備や時間管理、整理整頓が苦手
・こだわりがあり学習にも偏りが多い
・意外なことで突然癇癪を起す
・言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
・学校にうまく馴染めない
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。