かずの概念を身につけよう
こんにちは!オレンジスクールピコ溝ノ口教室です。
今回は「かず学習」の支援方法を一部ご紹介いたします。
かずの概念とは?
数の理解において
①正しい数唱、数量の一致ができること
②一対一対応の理解ができること
③「ぜんぶでいくつ?」が理解できること
この3点ができて、初めて数の理解をしたと言えます。
実際に1~100まで数えられるけど、一桁の簡単な足し算は出来ない…
「〇個持って来て」と言う指示に答えられない…
といったお子様のご様子をよく耳にします。
まずは、数の基礎学習力を身につけることが必要です。
①正しい数唱、数量の一致ができるようになろう
正しく数唱が出来るようになってきたら、「1」という数字と「いち」という数唱の一致、「1」という数字と「1つ」という数量の一致の学習からスタートします。
こちらは、数唱、数字、数量の一致をする学習教材です。
おはじきと数字カードを使って、『いち』のところに「1」のカードを置き、数詞と数字の確認をしていきます。
その後、数字と同じ数だけおはじきを置いていき、数字と数量の確認をしながら、数詞+数字+数量の一致理解を深めていきます。
また、視覚的補助として数字と●が対応しているカードを使用したり、数字と数量のペアを探す神経衰弱を通してゲーム感覚できる学習も取り入れています。
②一対一対応を理解しよう
形や大きさの違うもの同士や置き方が異なっていても「多い、少ない」を比べられるように、一対一対応の考え方に慣れてもらいます。
おはじきを使って、1つずつ対応させていくことでどちらが多いのか、いくつ余るのかを考えてもらいます。
一対一対応はご自宅でのお手伝いの場面で学べる機会が多くあります。
例えば、
ご飯の準備の際に人数分のお箸とお皿を準備してもらう
ジュースの数に合わせてストローを差してもらう 等々
実際に操作することで、自然と「何が何個足りない(多い)」ことを発見できるようになっていきます。
生活の中で体験することが理解への近道です!
③「ぜんぶでいくつ?」を解けるようになろう
「ぜんぶでいくつ?」といった数の合成、「いくといくつ?」といった数の分解は、足し算や引き算の基礎になる考え方です。
実際に手を動かして数えながら考えていくことが大切です。
お皿にのせた果物は、全部でいくつなのか、数えてもらいます。
実際に数えながら理解を深めた後、プリントで確認学習を実施しています。
計算の仕方を覚えることも就学後必要になっていきますが、まずは具体物で操作したり、生活の中での数の体験を増やしていき、
数の基礎学習力をつけていくことが大切です。
★おわりに
現在通所中の方も、今後療育を受けたいとお考えの方も、お子様の伸ばしたい力、苦手なことなどいつでもお気軽にご相談ください!
オレンジスクールピコではお子さまの発達段階や、認知特性に合わせた支援をご提案させていただきます。
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児童発達支援 オレンジスクールピコ 溝ノ口教室
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高津区(久本・坂戸・末長・北見方・諏訪・溝口・下作延)・宮前区・中原区・多摩区 「知能×社会生活能力」の発達支援により、入学・就学前の準備にむけて、子どもが苦手としている能力の成長を促す発達支援を提供いたします。