「待つ」ということ
集団の中で生活をしていくにあたって、
「待つ」ということは、大切な社会のルールです。
だからこそ、、幼児期のうちに身に付けたい力の1つでもあると思います。
「待つ」とひとことで言っても、順番を待つことであったり、時間が経つことを待つことであったりと様々ですよね。
そこで今回は「待つ」ということについて、溝ノ口教室での支援や学習内容も含めながら、お子さまへのアプローチ方法をお話します!
順番を待つ
「公園で遊具を使う順番を待てずに、割り込もうとすることがある・・・」
このようなお話を耳にすることがあります。
そこで溝ノ口教室では、お子さまに実際の場面を想像してもらい、マグネットを動かす操作をしながら、順番を待つことの確認をしました。
例)すべり台で順番に遊ぶとき
指導員:1人一回ずつすべり台を滑ることができます。
5人の子どもたちがじゃんけんをして順番を決めました。
最初に勝ったお友だちから、順番に並んでいきます。(下写真参照)
指導員:1番に並んでいるお友だちがすべり台を滑っているよ。
1番が空いたので、前につめて並んでみよう。(下写真参照)
指導員:1番に滑り終わったお友だちは、もう1回滑りたいときには、どこに並んだらいいかな?
Aくん:5番!1回ずつだから一番後ろに並んだらいいと思う!(下写真参照)
指導員:そうだね!1回滑ったら、順番を待っているお友だちに変わってあげようね!よくできました!
このようなかたちでやりとりを進めていきます。
「順番に並ぶよ」と伝えるよりも「〇番に並ぶよ」と具体的な数字(番号)で示してあげると、
お子さまの中でも理解がしやすくなるかもしれません!!
待ち時間
お仕事や家事をされているときなどに、
お子さまから「抱っこしてー」「一緒に遊ぼう」と声を掛けられると
ついつい「ちょっと待っててね」と伝えてしまうことはありませんか・・・?
大人は「ちょっと待ってて」と言われると、相手の状況や場面を判断して、時間や程度を推測することができますが、
「ちょっと」という言葉は、抽象的であいまいな言葉であるため、お子さまにとっては分かりにくい言葉の1つでもあるのです。
なので、ちょっと待っててほしいことを伝える際には、
「ママがお掃除が終わるまでは、塗り絵をして待っててね。終わったら一緒に遊ぼうね」
「時計の針が6になるまで待っててね」等、
行動を明確に伝えたり、どこまで待てばよいのかという時間を具体的に教えたりすることが大切です。
まとめ
「待つ」ということは「自己コントロール力」の基礎とも言える力です。
ご家庭でルールや順番のあるゲームを実施してみたり、
お出かけをした際にバスや電車を並んで待ってみたり、
ぜひ、お子さまと実践をしながら「待つ」ということを練習してみてください!!
お子さまのご様子で気になることがございましたら、いつでもお気軽にオレンジスクールピコにお問い合わせください^^
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児童発達支援 オレンジスクールピコ 溝ノ口教室
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