伝え方で変わる!?困りごとの解消法!
こんにちは!オレンジスクールピコ溝ノ口教室です。
梅雨の季節で天候が変わりやすく、気持ちも不安定になりやすいこの季節。。。
何度言っても伝わらない、
切り替えが出来ずに親も子も気持ちが乱れる
なんてことありませんか?
単に“聞き分けが悪い“というわけではなく、ある特性が切り替えが出来ない原因の一つとなっていることがあります。
情報受信が特異的…!?
発達に遅れがあるお子様やASD(自閉症スペクトラム)のお子さんに多く見られるのが、
曖昧な指示での情報の処理が難しいという特性です。
「そろそろ終わりにしてね」、「そろそろいくよ」等の「そろそろ」という表現は曖昧で理解しにくいものです。
「ちゃんとやって!」「いい加減にしなさい!」と注意する時の、「ちゃんと」「いい加減」は子どもたちにとって抽象な指示のため、
怒られていると分かっていてもどういう行動を取れば良いのか分からないこともあります。
曖昧な表現では、こちらが伝えたつもりでも伝わっていないことがある為、求める行動はかえってこないのです。
伝える時のポイント
子どもたち理解がしやすい、伝え方のポイントを紹介していきます!
〇具体的に伝える
時計やタイマーを使用して、事前に切り替えるタイミングを一緒に確認することで子どもたちも先の見通しを立てることができます。
そのため、遊びに夢中になっている子どもたちも、タイマーの音が鳴ったり、
時計の針がお約束した位置に来たことを確認するとスムーズに片付けることが出来ます!
慣れてくると、遊びの最中に自ら時計やタイマーを見て残り時間を確認し、片付けを行う様子も見られます。
見通しをもって活動出来る様になると、切り替えもスムーズになるので時間や回数等を具体的に提示してあげることはとても効果的です!
〇文字やイラストを用いる
お約束事ややるべきことを
絵カードと文字で内容を提示することで視覚情報となり、伝わりやすくなります。
絵カードは、発語や語彙が少ないお子様にとってもイメージがしやすいため伝わりやすいです!
〇段階的に伝える
やることをまとめて伝えるのではなく、端的に、段階的に伝えます。
ピコ溝ノ口教室では、やる事やスケジュールを順を追って確認してきます。
その後、1つめの課題が終わるごとに、
「1番目が終わったから、次は2番目だね!」と次の活動内容を子どもたちと確認することで、
予定ややるべきことを見直すことができ子どもたちも切り替えがしやすくなります。
最近頻度が増えている、“手洗い”に関しても、
「手をよく洗ってね」と言うだけでは、どうやって洗うのか理解できていないこともあります。
ピコでは、手洗い場の見えるところにこのようなイラストを掲示しています。
イラストを見ながらひとりで丁寧に手洗いが出来ている子どもの様子が見受けられます。
伝え方を少し変えるだけで、子どもの行動が変わる事は多くあります。
ご家庭でもぜひ、試してみてください!
オレンジスクールピコではお子さまの発達段階や、認知特性に合わせた支援をご提案させていただきます。
お子さまのご様子で気になることがございましたら、いつでもお気軽にオレンジスクールピコにお問い合わせください^^
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児童発達支援 オレンジスクールピコ 溝ノ口教室
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高津区(久本・坂戸・末長・北見方・諏訪・溝口・下作延)・宮前区・中原区・多摩区 「知能×社会生活能力」の発達支援により、入学・就学前の準備にむけて、子どもが苦手としている能力の成長を促す発達支援を提供いたします。