やる気の出し方
こんにちは。オレンジスクール藤沢教室です。
子どもたちお待ちかねの夏休みにはいりましたね。梅雨もあけ、蝉が鳴きはじめ如何にも夏です。
藤沢教室では、夏休みの宿題を終わらせ違う教材に取り組み始める子、計画的にこつこつと宿題に取り組む子、1学期の苦手を克服しようと頑張る子、様々な子どもたちがそれぞれ頑張って学習に取り組んでいます。
しかし、この気温です。なかなかやる気がでない日もあります。
無理は禁物ですが、できることならやる気を出して取り組みたい!
そんなとき、どうやってやる気をだしていますか?
本日は、子どもたちのやる気を引き出し、「学習に取り組もう!」と思ってもらうための要素についてお話したいと思います。
ご褒美
「欲しいゲームを買ってあげる。」「お菓子がいっぱい食べられる」などのご褒美は思いつきやすく、ぱっとやる気を出しやすいですよね。大人でもご褒美が待っていると思うと頑張ろう!という気が湧いてきます。
また、「勉強を頑張れば今日ゲームをしていい時間が増える。」など物をもらう以外のご褒美もありますね。
ですが、当たり前のことですがそのご褒美が本人にとって価値にあるもの、今そのときに欲しいものでなければ効果は期待できません。
普段から満ち足りているもの、興味のないものがご褒美だとあまりやる気にはつながりませんよね。
また、ご褒美がないとやる気が出せないとなってくるのもまた新たな問題が生じてしまうことも考えられるため、徐々に引いていくことも必要になってきます。
また、ご褒美を強化子にする場合には事前には渡さないことが大切です。
当たり前のような気もしてしまうかもしれませんが、「先に〇〇買ってもらったら頑張れる。」「今それくれたらちゃんとやるから!」と子どもにお願いされてしまったとき。「そう…?本当に頑張れるの?仕方がないなあ約束だよ。」とついつい先にご褒美を与えてしまいたくなってしまいます。しかしそれでは苦労せず欲しいものが手に入ってしまい「勉強を頑張ろう」という思いにはつながりづらくなってしまします…。
ご褒美は何かを頑張れたとき、約束をまもれたときなど後だしにしましょう。
また、トークンシステムを使うととっても頑張れるお子さんもいます。
称賛
褒められるとやる気が出ますよね!
「称賛」も強化子になります。また、「すごいね!」「えらいね!」などの言葉での称賛は、どうしてすごいのかを具体的に褒めることができると行動を強化しやすいです。また、頭をなでる・ハイタッチをするなどの身体的接触も子どもによってはとても喜びます。近しい大人の笑顔や喜んでいる様子、その場で注目を浴びる経験というのも「また次も頑張ろう」という思いにつながります。
勝負
「じゃあ、どっちがはやく終わるか勝負しよう!」というと集中して学習に取り組むめお子さんいらっしゃいませんか?
おんなじプリントや問題を同時に解くでも、他のことに取り組むけれど早く終わらせた方の勝ちなどのルールを作るにしろ、誰かと勝負することでやる気をとっても出すことのできる子どもも居ます。
しかし、「勝つ」ことがとても好きなお子さんの場合。、負けてしまったときの気持ちの整理の仕方は課題となってくると思います。
大人の手抜きも見破られてしまえば子どものやる気をそいでしまいます…。
「勝負」と言いつつも競争していること自体を楽しみ、最終的には勝ち負けをつけず、「こんなに頑張れた!」という達成感、周りからの称賛にすり替えてしまうのも1つの手かもしれません。
達成感
やりきった!という自分の中の感覚が学習を頑張ることの強化になります。
上で説明した様々な強化子も年齢や発達段階に合わせ、徐々にこちらに移行していくのが良いとされています。
外因的な要素で出していたやる気が内因的な要素でやる気を出すことに代わっていくことによって自分だけで頑張っていけるようになっていくのですね。
どの方法で、どんなものでやる気を出すのかはそのお子さん一人ひとり違っていますし、年齢や環境などがによっても変化します。
私たちも日々学習の時間も療育の時間もお子さんと向き合って「どうやったら楽しみながら学習に取り組めるかな?」「苦手なことにも挑戦したいと思ってくれるかな?」とその子のお話や行動、ちょっとした発言、好きな物などからあれこれ考え支援を行っています。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- じっとしているのが苦手
- 準備や時間管理が苦手
- 空気がよめない
- 周囲が気になり集中できない
- こだわりがあり学習にも偏りが多い
- 文章を拾い読みしてしまう
- 意外なことで突然癇癪を起す
- 言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
- 不登校で勉強が遅れている
- 整理整頓が苦手
- 朝の準備に時間がかかる
- 算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール藤沢教室
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。